商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1994/04/20 |
JAN | 9784004303343 |
- 書籍
- 新書
日本酒
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日本酒
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
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日本は水に恵まれていて、至るところに良水が湧く。名水100選のところはほぼ名醸地であるまた、今日では鉄の除去技術は完全であるし、酒の甘辛の調節の技術もいろいろとある。今日では日本中が銘酒の産地である。(p.86) 4、5年前は容器に凝ったが、今は中身の勝負になってきており、酒屋は中身を知っていることが大切な時代になった。 店主は勉強に忙しい。仲間の研究会に出て、専門家の話を聞いたり、情報交換したりする。問屋主催のきき酒会に出て、多くの酒造蔵の先のきき酒をし、造り方を聞いたり、成分一覧表などをもらってくる。また、酒造期には酒造を訪問して、造っているところを見たり、造りに参加したり、きき酒とその銘柄の特徴を理解するなど、自分の舌や鼻で確かめてくる。これらをお客さんの説明に役立てる。(p.195) うまさけは うましともなく 飲むうちに 酔ひての後の 口のさやけき(p.207)
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日本酒は,日本の大切な文化だ。 著者の秋山氏は,醸造試験所の所長。日本酒の造り方,化学,歴史,人々の関わりについて丁寧に,自分の研究と体験に基づいて解説しています。 甘口,辛口,旨口,香りと「のどごし」,純米酒,吟醸酒,大吟醸,生酒など。 p.177, 「日本酒のメーカーは...
日本酒は,日本の大切な文化だ。 著者の秋山氏は,醸造試験所の所長。日本酒の造り方,化学,歴史,人々の関わりについて丁寧に,自分の研究と体験に基づいて解説しています。 甘口,辛口,旨口,香りと「のどごし」,純米酒,吟醸酒,大吟醸,生酒など。 p.177, 「日本酒のメーカーは,昭和10年代には,約7000社,今日では,2000社を割り込んでいる」今は,世界中のいろいろなお酒が売っていますからね。日本酒以外にも,ビール,ワインや焼酎を飲む人も多いです。 この本を読むと,ますます,美味しい日本酒が飲みたくなります。ゆっくりと楽しみたいです。 http://caferedsky.blogspot.jp/2014/10/blog-post_11.html
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厳しい日本酒製造工程。技術進歩による効率化と安定化。近年の地球温暖化が寒づくりに影響、設備投資が必要になる。バイオ技術の適用が危ない方向にいかないようになればいいが。おいしく日本酒を楽しみたい。
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