商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1994/01/20 |
JAN | 9784309008844 |
- 書籍
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履き忘れたもう片方の靴
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履き忘れたもう片方の靴
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
談話室の性的倒錯のお話教えてっていうのの中で紹介されてて気になったので。 スカxロ描写まであって中々きっつかった…。 作中ではローラさんが好きだった。 主人公に何もないというより、自分の美しさに取り憑かれたという感じなのかなーと思いました。
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あらゆる感情を淡々と語ることに徹した作品。舞台の中で繰り広げられている光景は奇怪で恐ろしい物なのだが、当たり前のように著述された文章に恐怖や悲哀といった感覚を麻痺させられる。登場人物の会話文を鍵括弧を使用しないで綴ることも、この作品から”人間味”や”暖かさ”を殺ぐ効果を持っている...
あらゆる感情を淡々と語ることに徹した作品。舞台の中で繰り広げられている光景は奇怪で恐ろしい物なのだが、当たり前のように著述された文章に恐怖や悲哀といった感覚を麻痺させられる。登場人物の会話文を鍵括弧を使用しないで綴ることも、この作品から”人間味”や”暖かさ”を殺ぐ効果を持っている。 主人公の視点で描かれているものの、彼の内面を覗かせる文章は殆ど無い。それは、単なる執筆上の手法ではなく、彼が内面を持っていないために必然としてそうなったものなのであろう。彼は自身を見失っていて、また、物語が進むにつれて完全に自身を失っていく。それも淡々と。 痛みも悲しみも恐怖も欲も暖かさも冷たさも。あらゆる人間としての感情を一時だけ失わせてくれるなんとも不思議な物語だった。
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自分の欲望を持たない人間が自分の中に住んでるのかもしれない。 それでも、それはとても切ない事で、 欲望を表に出す人間をとても羨ましく思う。
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