商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1994/10/28 |
JAN | 9784062072694 |
- 書籍
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ひとり親走る
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ひとり親走る
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大分前、地元の図書館で偶然見つけた本。 ただただこの「ひとり親」がどんな風に「走」っているのかに興味を引かれ手にした。 手元にないので、細かい部分は忘れてしまったが、とにかくそのバイタリティーには驚いた気がする。 すると、そのしばらく後「通販生活」で沖縄を訪れた彼女の話が載っていて、そのバイタリティーは筋金入りだと思った。 最近友人が彼女の別の著書を上げていて、この本を読んだことを思い出した。『走るひとり親』と改題して文庫にもなっているらしいし、この本も含めて、別の著書も手に取ってみたくなった。
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シングルで子供3人を育てながら働く著者の毎日。とても共感できる。20年前の著書ですが、今よりも人とのつながりがあり、なんだか羨ましく思えた。今は行政も子育て支援を積極的に行っているが、それによって失ってしまったものも大きいかも、と感じた。
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今をときめく作家の森まゆみが、元々は「谷根千(谷中・根津・千駄木の略)」という地域雑誌を、主婦仲間と1984年から出していたことなど、寡聞にしてついぞ知らなかった私は、小学生からの建築好きの手で、藤森照信との共著『東京たてもの伝説』(1996年岩波書店刊)を、彼女の本として初めて...
今をときめく作家の森まゆみが、元々は「谷根千(谷中・根津・千駄木の略)」という地域雑誌を、主婦仲間と1984年から出していたことなど、寡聞にしてついぞ知らなかった私は、小学生からの建築好きの手で、藤森照信との共著『東京たてもの伝説』(1996年岩波書店刊)を、彼女の本として初めて高2の時に読みました。まだこの時点で、森まゆみという著者の存在を、意識するということはなかったと思います。ではいつから私の中でクローズアップされて来たか、ということですが、これがあまり定かではないのです。その後、何冊も樋口一葉や明治物など、それから、朝鮮人慰安婦のことを歌った反骨の新内語り=岡本文弥の語りおろしをまとめた『長生きも芸のうち 岡本文弥百歳』(1993年朝日新聞社刊その後ちくま文庫)にも触れ、気がついてみると、いつのまにか私にとって重要な作家の一人になっていったのでした。この本は、5年程前に銀座6丁目あたりのビルの狭間の古書店で買ったものですが、ずっと置いたままでした。今度読んでみて、彼女がいかにただの物書きじゃなくて、怪物として伸長されてきたのか、その労苦がよく分かって感慨深いものがありました。売れっ子芸能人主婦が、お手伝いさんにいっさいを任して活躍しているのとは違って、朝から晩まで家事育児をこなし3人の子供を育て、地域雑誌の編集者として飛び回り、そして本を書くという八面六臂の生き方をしてきた彼女を、今更ながらですが、以前よりもっともっと大好きになりました。彼女の著作も、すでに45冊を数えようとしています。今一番気に入っているのは、昨年出た『懐かしの昭和を歩く カラー版』(PHP新書)ですが、あっ、そうだ、この連休は、バイクも車も修理に出していて足がないから、逆に都内に潜入して、この本を片手に食べ歩き、というのも悪くないかも知れませんね。それから、これは1999年にタイトルを『走るひとり親』に変えて、学陽書房から文庫で出ています。
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