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王朝序曲(上) 誰か言う「千家花ならぬはなし」と
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1993/12/20 |
JAN | 9784048727709 |
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王朝序曲(上)
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王朝序曲(上)
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
平城京から長岡京を挟んで平安京へと旧来の政治からの脱却を目指す桓武天皇とその後に続く天皇たちの御代、古代律令時代から平安時代への移り変わりを、藤原氏の兄弟を中心に描いた一冊。 政治の理想と親子、男女の愛憎が絡み合う世界ははじめとっつきにくくもあるが、終盤主人公の冬嗣が一気に動くあ...
平城京から長岡京を挟んで平安京へと旧来の政治からの脱却を目指す桓武天皇とその後に続く天皇たちの御代、古代律令時代から平安時代への移り変わりを、藤原氏の兄弟を中心に描いた一冊。 政治の理想と親子、男女の愛憎が絡み合う世界ははじめとっつきにくくもあるが、終盤主人公の冬嗣が一気に動くあたりは嵯峨天皇の人柄もあってどこか清々しさも感じさせられた。これから王朝時代、そして藤原氏の外戚政治が本格化する時代が始まると思うと感慨もひとしお。
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懐かしい〜。 ン十年ぶりに読みました。 もう一度読みたいと思いつつ、題名がわからなかったんですよね。 私の歴史観は、ほぼ永井先生です。
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先日、藤原氏始祖鎌足の時代から道長あたりまでの藤原氏の研究本を読みました。 その際、百川の陰謀の話などが出てきて懐かしくなり、久々に本書を再読してみました。 上巻では、桓武天皇の独裁政治が空回りし、さらに息子との確執を深めていくという、天皇の孤独と苦悩が描かれています。 本当に...
先日、藤原氏始祖鎌足の時代から道長あたりまでの藤原氏の研究本を読みました。 その際、百川の陰謀の話などが出てきて懐かしくなり、久々に本書を再読してみました。 上巻では、桓武天皇の独裁政治が空回りし、さらに息子との確執を深めていくという、天皇の孤独と苦悩が描かれています。 本当にね、妃が次々に死に、大水害があって、人々が怨霊のしわざだと噂し、祟られてると本人も恐怖する姿は痛々しくて。 更に蝦夷征伐が失敗し、せっかく意気揚々勇み足で行った長岡京遷都から日を置かず平安京遷都を余儀なくされていく様は切ないばかり。 最高権力者がこの仕打ちだもの。当時の怨霊の力は絶大だなーと思わずにはいられません(涙) 下巻ではいよいよ、藤原氏北家の礎を築いた冬嗣が活躍していきます。 展開は知ってるけど楽しみ♪
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