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フェミニズムの困難 どういう社会が平等な社会か
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フェミニズムの困難 どういう社会が平等な社会か

吉沢夏子【著】

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フェミニズムの困難 どういう社会が平等な社会か

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房/
発売年月日 1993/09/20
JAN 9784326651504

フェミニズムの困難

¥2,530

商品レビュー

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2020/02/15

セックス を差別だというドウォーキンの説が完全に乗り越えられていて、スリルがあり爽快な前半2/3。 最後らへんがそういう話とは少し離れた男装やら女の子の話になってしまうのが残念。まあ論文寄せ集め本の宿命なのだが。 ラディフェミが果たした役割は正当に評価されなければならないが、乗り...

セックス を差別だというドウォーキンの説が完全に乗り越えられていて、スリルがあり爽快な前半2/3。 最後らへんがそういう話とは少し離れた男装やら女の子の話になってしまうのが残念。まあ論文寄せ集め本の宿命なのだが。 ラディフェミが果たした役割は正当に評価されなければならないが、乗り越えられた学説は葬られなければならない。未だにゾンビのようなラディフェミ信仰者の方々が多数徘徊する日本の女性学関係の言論空間ってなんなんだろうと思う。

Posted by ブクログ

2009/02/11

 「個人的なものは政治的なものである」というラディカル・フェミニズムのテーゼで、すべてを押し通そうとするある種のフェミニズムに対する、批判の書。「個人的なるもの」の領域についてを繊細に描く。これは、なんでもかんでも政治的対象化することに何らの自覚のない者に対する、非常に見たくない...

 「個人的なものは政治的なものである」というラディカル・フェミニズムのテーゼで、すべてを押し通そうとするある種のフェミニズムに対する、批判の書。「個人的なるもの」の領域についてを繊細に描く。これは、なんでもかんでも政治的対象化することに何らの自覚のない者に対する、非常に見たくない批判であるだろう。「脱-アイデンティティ」ということを、まったく本気で、すべての者に強制的に適用させようとするたぐいの人物に対して、その鈍感さを指摘する一冊だ。確かに、ラディカル・フェミニズムのある種の感性は、人間的な「個人的なもの」の領域に関して、少し鈍感であった。だが一方、「個人的なものは政治的なものである」という、個人的領域の政治的対象化の意義を、全く理解せずに、単に現在を肯定するのみで何の自覚もなくジェンダー問題を無問題化する人が、それ以上に鈍感であるということは、確かである。だからラディカル・フェミニズムは、彼らに対して自覚を芽生えさせるために、あえて「個人的なるもの」の領域を、政治的領域へと、供儀するのだ。供儀に震えるその身体の哀しみを知りつつも、それでもなおやはり「生きていく」ラディカル・フェミニズムは、たいへんに重く、震えるほどの現在を生きている。全体的正当化の不可能性を自覚しつつ、ひとは、一生懸命、現実を生きていくほかないだろう。  2009.1.31-2.

Posted by ブクログ

2008/09/16

内容は面白くて言ってる事は鋭いですが、内容は古いです。フェミニストにムカついたら読んでみたらどうでしょう? だからといって同と言う事も無いですが。興味ない人は全然読む必要が無いですね。

Posted by ブクログ

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