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名犬ラッシー 偕成社文庫3195
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名犬ラッシー 偕成社文庫3195

エリクナイト【作】, 永坂令子【訳】

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名犬ラッシー 偕成社文庫3195

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社/
発売年月日 1993/01/01
JAN 9784036519507

名犬ラッシー

¥748

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2013/07/25

私がコリー犬を飼いたいと思ったのは、この作品を読んでからです。 ラッシーの賢さと忠誠心の強さに、幼いながらも心打たれたのを覚えています(*^_^*) 映画もおすすめです♪

Posted by ブクログ

2012/08/19

 「名犬ラッシー」というフレーズは私が子供のことからよく馴染みがありましたが、内容はまったく何も知らなかったのですが、今回ためしに買って、子供への読み聞かせに使ってみました。「楽しいところがたくさんあったわけではなかったけれど面白かった」という小3娘の意見がよく当たっていると思い...

 「名犬ラッシー」というフレーズは私が子供のことからよく馴染みがありましたが、内容はまったく何も知らなかったのですが、今回ためしに買って、子供への読み聞かせに使ってみました。「楽しいところがたくさんあったわけではなかったけれど面白かった」という小3娘の意見がよく当たっていると思います。ラッシーが飼い主のところまで約千キロの辛い道のりをたどる物語で、苦しい場面が長いうえ、またその描写に子供じみた甘さがありません。苦難の時期を乗り越える児童文学としてはたとえば小公女がありますが、小公女でも苦難の時期に入ってすぐに慰めを見出すしその時期の描写は実はそんなに長くありません。それに対して本書では苦難の時期が圧倒的に長いのです。本書のほとんどが旅であり、その旅の間の大半が苦難です。そうであっても、そして、児童文学の多くに魔法や不思議があるのに対して本書にはそれがなくても、それでも子供たちも引き込まれてしまうというところがこの本の貴重なところです。苦難ばかりとは書きましたが道中には、ほろりとしてしまうところもどきどきするところ、感動的で子供たちを涙ぐませるところもありました。  ただ私としてちょっとある意味物足りないかなと思ったのは終盤のシーンです。きっとアニメやドラマなら思いっきり感情的に盛り上げるところだと思いますが、そこも著者の正直なヨークシャー人気質なのか、抑制が効いていて、リアリティを失わず、ジョー少年とラッシーに集中するのでなく、父母にも描写を割いていました。感情的な盛り上がりを予期していた私としては、そこが少し肩透かしでした。  とはいえ、さきほども述べたような理由で非常に良かった本です。小1息子も、もう一度最初から全部読んでとまでせがんでいました。これまで何冊も読み聞かせしてきましたがそこまで気に入った本は他に思い出せません。子供だけで読むには大人の事情が難解なのがこのラッシー原作がそれほど有名ではない理由なのかもしれませんが、読み聞かせにはかなりお勧めです。

Posted by ブクログ

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