商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 1993/11/15 |
JAN | 9784152078230 |
- 書籍
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子供たちは森に消えた
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子供たちは森に消えた
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
小さな文字で1頁にびっしりと文字が詰め込まれ、ページ数も340ページある。おぞましい内容ながら興味を惹かれてそこそこはまりけっこう熱心に読んだけれどほぼ4日かかった。 静寂した世界でもあった。文中にずっと緊張感が漂っている。なぜ、こんな凶悪で猟奇的な犯罪が50件を超えるほども繰...
小さな文字で1頁にびっしりと文字が詰め込まれ、ページ数も340ページある。おぞましい内容ながら興味を惹かれてそこそこはまりけっこう熱心に読んだけれどほぼ4日かかった。 静寂した世界でもあった。文中にずっと緊張感が漂っている。なぜ、こんな凶悪で猟奇的な犯罪が50件を超えるほども繰り返されたのか。当時のロシアという国の未成熟さが各所に述べられている。そして悲しいほど貧しいお国柄が露呈されている。国自体が病んでいるからこそ起こった事件でもあるといえそうだ。 読み終えて一件落着というよりも何かやりきれなさが残る。今も昔もロシアという国は未成熟なのでは? 犯人はだれ?どこにいる?という一種推理小説的な読み方もあったが、中ほどに犯人が写真付きで紹介されてたのは肩透かしでもあった。犠牲者や警察官の写真はともかく、犯人の写真は捕まってからでよかったのでは? 訳者の腕も良かったのか読みやすいとも思った。
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ロシアで本当にあった事件 レポートとお話の間くらいの書き方なので なかなか読み進まず 犯人が見つからない中、被害者は増えていく 犯人は誰だ って思ってたら、まさか中程にある被害者たちの写真ページで犯人が書いてあると言うネタバレをくらいました
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大量殺人!くらいになると、大概は精神鑑定とかして、責任能力がなかったとかなんとか、言ったりするわけだけども、何十人も人を殺す人が現代社会の枠に当てはめて普通なわけもなく、精神的におかしいと判断されるのは当たり前とも思う。 じゃあ頭がおかしいから人を片っ端から殺すのか、大量に人を...
大量殺人!くらいになると、大概は精神鑑定とかして、責任能力がなかったとかなんとか、言ったりするわけだけども、何十人も人を殺す人が現代社会の枠に当てはめて普通なわけもなく、精神的におかしいと判断されるのは当たり前とも思う。 じゃあ頭がおかしいから人を片っ端から殺すのか、大量に人を殺したからその人は頭がおかしいと判断されるのか、これはニワトリかタマゴかみたいな話だわね。でも責任能力ないから人を殺しても良い、もしくは情状酌量されるってのは、考えてみるとなかなかスゴイな。 とはいえこの旧ソ連の警察が恐ろしく無能なのか、それとも小説みたいに簡単に犯人なんか捕まるわけがないのか。そういう意味では80年代あたりの旧ソ連の暮らしみたいなのがリアルに分かってそれもまた興味深い。やっぱ共産主義は難しいわね。
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