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ルネサンスの自己成型 モアからシェイクスピアまで
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ルネサンスの自己成型 モアからシェイクスピアまで

スティーヴングリーンブラット【著】, 高田茂樹【訳】

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ルネサンスの自己成型 モアからシェイクスピアまで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房/
発売年月日 1992/04/27
JAN 9784622046882

ルネサンスの自己成型

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2010/06/12

 原著は新歴史主義(New Historicism)という新しい潮流の先駆けの書として1980年に刊行されました。新歴史主義は、1970年代末からアメリカを中心に盛んになった文学・文化・歴史の批評理論です。歴史とは客観的真実として存在するのではなく、その時代の多岐にわたるテクスト...

 原著は新歴史主義(New Historicism)という新しい潮流の先駆けの書として1980年に刊行されました。新歴史主義は、1970年代末からアメリカを中心に盛んになった文学・文化・歴史の批評理論です。歴史とは客観的真実として存在するのではなく、その時代の多岐にわたるテクスト群を解釈するレベルにおいて、つまり語り手(歴史を語る者)により創り出される物語的言説(げんせつ)によってでしか存在しないもの、と考えます。  したがって新歴史主義は文学と歴史との関係にこれまで以上の関心を寄せ、文学テクストは歴史表象のためのひとつの手段であり、また歴史の形成に関する洞察を孕む一方で、当時の社会的・政治的理念へ影響を与えることもあるという前提から、文学とは歴史を構成する上で不可分な一部であるという立場をとります。   著者グリーンブラットは、この本の中で、文芸テクストと、その著者あるいはそのテクストが書かれた社会的世界とのあいだの相互作用を、ひとつの「自己成型( “self-fashioning” )の過程」として解釈し、この解釈を通して、いかにして文化における文芸ならびに社会的アイデンティティが形成されてきたかの分析を試みます。  

Posted by ブクログ

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