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幻の声 NHK広島8月6日 岩波新書236
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1992/07/20 |
JAN | 9784004302360 |
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幻の声
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幻の声
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
岩波新書ツイッターで紹介されていたのを見て手に取る。ラジオリスナーからの投稿をきっかけに始まった調査は8月6日前後の放送体制へ、防空体制へと広がる。中国地方の大勢から警報に不慣れだったこと、もう少し早く警報を出していたら原爆の被害も少しは減らせたのではないかとの指摘は初めて見たものでそう言った側面もあったのかと驚く。空襲警報が遅かった、参謀の判断の甘さがあった、防空体制の分析の脆弱さ、軍に指導されるままの報道などの指摘は昨今のコロナ禍で宣言が遅いことや報道に対する批判とつながっているようにも読めた。調査の中での人々の記憶の曖昧さ、あるいは頑迷さへのイラつきは調査の難しさを物語る。後年制作される広島関連のドキュメンタリーでの誤りへの批判は舌鋒鋭い。 なお「幻の声」については後年さらに解明が進んでいるようだが誰であったのはか今だに謎のようである。
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前半はとても興味深く読めたが、途中から方向性変わったかのように、焦点がぼやけてきた。結局、結論はなんだったのか?
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人の記憶は時間とともに薄れていき、本人に悪意が無いにしても創作的な部分が含まれてしまうようだ。ましてや、思い出したくもない恐怖の記憶を、ピンポイントで呼び起こすのは難しい。しかし、語り継がなければならないことがある。
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