商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1992/12/10 |
JAN | 9784041469064 |
- 書籍
- 文庫
海辺の扉(上)
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海辺の扉(上)
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商品レビュー
3.5
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その愛しい人は二度と…
その愛しい人は二度と戻ってこない。紺碧のアテネの空の下、満典のあてどなき人生の旅がはじまった…。精神の気高き闘いの末に、心の闇にひろがる光の彩りを描く宮本輝文学の最高峰。
文庫OFF
最愛の息子を死なせて…
最愛の息子を死なせてしまった満典は、絶望の中、ギリシャに渡りギリシャ人女性エフィーと結婚。陰の組織の”運び屋”として、満典がエフィーとともにエーゲ海クルーズ船に乗り込みます。美しいエーゲ海の島々を舞台に危険な綱渡りが繰り広げられます。
文庫OFF
ギリシャにいる 宇野満典は、 自分の子どもを 過失で 死なせた。 そのことで、妻とうまく行かず、10年前離婚した。 そして,ギリシャで生活し、 シンガポールで 出会った ギリシャ人のエフィ と結婚した。 子どもを死なせたことを エフィに話していなかった。 そして、宇野満典は...
ギリシャにいる 宇野満典は、 自分の子どもを 過失で 死なせた。 そのことで、妻とうまく行かず、10年前離婚した。 そして,ギリシャで生活し、 シンガポールで 出会った ギリシャ人のエフィ と結婚した。 子どもを死なせたことを エフィに話していなかった。 そして、宇野満典は 運び屋のような仕事をしていた。 そのことも,エフィに話していなかった。 エーゲ海のクールズに エフィで出かける話を 聞いて 宇野満典は 日本に帰ろうと思った。 そして,エフィを つれて、危ない仕事をしようとしていたが うまく行かなかった。 宇野満典は 戻って エフィの兄 クレオに ひどく殴られる。母親も 脳疾患をおこす。 そして、一人でかえろうと思うのだった。 さまよう 宇野満典。 どこまでも 異邦人として 生活し 自分のアイデンティティを みいだせない。 何か,辛い物語である。
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