商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1992/07/30 |
JAN | 9784488013035 |
- 書籍
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隷従への道
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隷従への道
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私企業の廃止や生産手段の私有の禁止など、政府による経済の計画化はすべきない。単一の価値に基づく計画の押し付けはすべきでない。経済の自由なくして、個人の自由も政治の自由もない(例えば、すべて政府所有の企業であれば、だれも政府批判なんてできない)。社会主義者は「欠乏からの自由」を宣伝...
私企業の廃止や生産手段の私有の禁止など、政府による経済の計画化はすべきない。単一の価値に基づく計画の押し付けはすべきでない。経済の自由なくして、個人の自由も政治の自由もない(例えば、すべて政府所有の企業であれば、だれも政府批判なんてできない)。社会主義者は「欠乏からの自由」を宣伝し、経済的自由を制限しつつも、まるでより大きな自由を約束するかのように語る。▼社会主義者は社会全体を計画的に再構築できると考えている(設計主義)が、人間の傲慢である。人間の理性には限界がある。中央政府が経済活動のすべてを把握することはできない。社会を計画に基づいて合理的にコントロールすることはできない。戦争で一時的に単一目的に従わなければいけない局面があるが、それは自由のために支払う対価。平時に経済の計画化は不要。 ▼ナチズムと社会主義はどちらも全体主義につながる。北欧型の福祉国家やケインズの考えにも全体主義への道が潜んでいる。▼自生的な秩序(市場における競争)のみが、権力の恣意的な介入・強制なしに、諸個人の活動を相互に調整できる。人間の自由な行動が複雑に絡み合った結果として自然に生まれてくる秩序は、計画的に無理やり作り出した秩序よりも、はるかに精妙である。▼最低限の社会保障は必要。公的な医療保険は必要。自由放任の原則に凝り固まった自由主義者の融通の利かない主張ほど自由主義に害をなすものはない。年金や失業保険は民間でやればよい。▼相続税には反対。家族の文化遺産の伝達は人間として自然な行為。フリードリヒ・ハイエクHayek『隷従への道』1944 社会全体の青写真を描いて理想国家を作ろうとするユートピア的な試みは、強度に中央集権化された支配を要求するものであり、独裁につながる。開かれた社会とは、個人で決定できる領域が広い社会であり、閉ざされた社会とは呪術的・部族的・集団主義的で、個と全体が有機的に一体化しており、個人が決定できる領域が狭い社会。調和のとれた自然状態への復帰はありえない。野獣に帰るだけである。人間であり続けたいなら、開かれた社会への道を選ぶべきである。カール・ポパーPopper『開かれた社会とその敵』1945 幸福は各個人が追求すべきであり、全体を包括する善はあり得ない。社会を一枚の青写真に従って作り変えようとするユートピア的合理主義は悲惨な圧制をもたらす。抽象的な善の実現ではなく、具体的な悪の除去を目指すべきである。カール・ポパーPopper『ユートピアと暴力』1947
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[ 内容 ] 社会主義とは、独裁者への隷従に他ならぬことをつとに喝破した名著。 [ 目次 ] 第1章 見捨てられた道 第2章 大きなユートピア 第3章 個人主義と集産主義 第4章 計画化の「不可避性」 第5章 計画化と民主主義 第6章 計画化と法の支配 第7章 経済統制と全体主...
[ 内容 ] 社会主義とは、独裁者への隷従に他ならぬことをつとに喝破した名著。 [ 目次 ] 第1章 見捨てられた道 第2章 大きなユートピア 第3章 個人主義と集産主義 第4章 計画化の「不可避性」 第5章 計画化と民主主義 第6章 計画化と法の支配 第7章 経済統制と全体主義 第8章 だれがだれを支配するか 第9章 保障と自由 第10章 なぜ最悪なものが最高の地位を占めるか 第11章 真理の終焉 第12章 ナチズムの社会主義的根源 第13章 われわれの中の全体主義者 第14章 物質的条件と理想目的 第15章 国際秩序の展望 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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ハイエクの金字塔とも言うべき著作なのだが、なにしろ訳が酷過ぎて読むのに骨が折れる。正直なところ、高校生が訳したのかと言いたくなるほどの直訳が延々と続くのだ。 内容には満足なのだが、訳の酷さで星2つは下がるだろう。
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