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エリザベート ハプスブルク家最後の皇女
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エリザベート ハプスブルク家最後の皇女

塚本哲也【著】

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エリザベート ハプスブルク家最後の皇女

2,671

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1992/04/25
JAN 9784163463308

エリザベート

¥2,671

商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2019/10/06

伝記としても読み応えがあるが、それ以上に、ハプスブルク帝国が2つの大戦で崩壊しソ連の支配下に置かれる様が明確に記されており、歴史書としてもとても興味深い。共産圏だと思っていたハンガリーもチェコも、そもそもは民主主義の国だったのにソ連の侵攻で国の体制を変えられてしまったことを初めて...

伝記としても読み応えがあるが、それ以上に、ハプスブルク帝国が2つの大戦で崩壊しソ連の支配下に置かれる様が明確に記されており、歴史書としてもとても興味深い。共産圏だと思っていたハンガリーもチェコも、そもそもは民主主義の国だったのにソ連の侵攻で国の体制を変えられてしまったことを初めて理解した。 戦って自由を勝ち取り、破壊された街を修復し元の美しさを取り戻したウィーンの先人たち。今度ウィーンを訪ねた際には、彼らの足跡を辿りたい。

Posted by ブクログ

2016/09/27

中欧に旅行へ行く前に読破。 大変面白かった。 歴史ものは、たいてい飽きてしまうのに とても読みやすく、旅の参考になりました。

Posted by ブクログ

2013/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミュージカルで有名なエリザベート皇后(シシィ)の孫であり、皇太子ルドルフの娘であるエリザベート(エルジー)の生涯。 ハプスブルク家の崩壊も二度の世界大戦も経験した彼女の一生が、時代背景の丁寧な説明と共に描かれている。 相当奔放に生きたようで、結婚や愛人との関係の件はページが進む。だが時代を経るにつれて、皇女様の家族との思い出話や恋愛から、どんどん世界を知り、政治を知り、「赤い皇女」と呼ばれるまでに至った。 狭い個人の一生がハプスブルク家最後の皇女として相応しく、世界史の渦に巻き込まれていく様は哀れにも思える。 欲を言えば、変更された国境ごとの地図も収録してほしかった。

Posted by ブクログ