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詩人と女たち(下)
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詩人と女たち(下)

チャールズブコウスキー【著】, 中川五郎【訳】

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詩人と女たち(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1992/08/31
JAN 9784309201931

詩人と女たち(下)

¥2,349

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2017/03/15

翻訳の中川さんが自分と重ねて…と書いていたが、なるほど、性別逆転させて重ねて読めばしっくりくる。こんな人生送ってみたい。

Posted by ブクログ

2016/12/21

傑作。 ブコウスキーは、人間の『作った』道徳に、どうしても馴染むことのできなかった人物だ。 だからこそ彼の小説・詩は純粋なんだ。 セックスとアルコールにおぼれ、ギャンブルに興じる彼は、道徳・規律・理性といった押し付けられる人間性が怖くて怖くて仕方ないように感じる。 最後に、浮気を...

傑作。 ブコウスキーは、人間の『作った』道徳に、どうしても馴染むことのできなかった人物だ。 だからこそ彼の小説・詩は純粋なんだ。 セックスとアルコールにおぼれ、ギャンブルに興じる彼は、道徳・規律・理性といった押し付けられる人間性が怖くて怖くて仕方ないように感じる。 最後に、浮気をしないですむような女性に出会えたことは、彼にとって、恋愛以上の意味があった

Posted by ブクログ

2015/02/16

前巻から引き続き、酒、クスリ、女の日々。 読んでいる私の方が食傷気味で、ウンザリ。 “何かひどいことが起こると、忘れようとして酒を飲む。何かいいことが起こると、お祝いだと称して酒を飲む。そして何も起こらないと、何かを起こそうと酒を飲む。” そりゃあ、毎日飲むはずだ。 体重1...

前巻から引き続き、酒、クスリ、女の日々。 読んでいる私の方が食傷気味で、ウンザリ。 “何かひどいことが起こると、忘れようとして酒を飲む。何かいいことが起こると、お祝いだと称して酒を飲む。そして何も起こらないと、何かを起こそうと酒を飲む。” そりゃあ、毎日飲むはずだ。 体重100キロ超えのアル中50男がなぜにそんなにもてるのか。 それもさっぱりわからない。 彼の方は一応女性を求める理由があるらしい。 “わたしの幼年時代さ、わかるだろう?愛されもしなければ、優しくもされなかった。二十代も三十代も、ほとんど無縁だった。今になって必死に取り返そうとしているんだ……” 気持ちはわかるんだけどさあ、それぞれの女性に対して誠意がないんだよね。 会いたいといわれれば、嫌いなタイプでも会いに行っちゃう。 その時一番好きな女性を悲しませることになっても、それはやめられない。 とにかく次から次へと女性が現れ、次から次へと関係を持つわけさ。 主人公のチナスキーについては、理解しがたくてもまあ許せるような部分が無きにしも非ずかもしれないと言えよう。 芸術家ってそういうものなのかもしれない。 わたしは芸術家じゃないから、その辺のところがわからないだけなのかもしれない。 でも。 出てくる人たちがみんな、クレイジーなのよ。 酒、クスリは当たり前。公衆道徳もなければ、交通法規を守りもしない。 そういうのって、堪えられない。 そうよ。私は小市民なのよ。 読んでいて泣きたいほど、そういうのが嫌い。 芸術家って、わかんね~。(T_T)

Posted by ブクログ

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