商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1991/03/01 |
JAN | 9784163122809 |
- 書籍
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大地の子(中)
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大地の子(中)
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商品レビュー
4.7
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
松本耕治が大沢さきこの記者会見の後、息子娘2人の当時の無事を知らされ、妻父末娘の死を知らされた時の描写がすごかった。 他にも当時の中国とのビジネスがいかに一筋縄ではいかなかったかなども知れた。 なんだかんだ日本と中国は2000年の交流の歴史があって、日清戦争、日中戦争をはじめここ100年あまりの不幸な歴史ばかりが目に耳に入ってきてたけど、そうじゃない時代もあったんだなと思った。
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いよいよ、日本側の父親の方も描かれ、父と子の距離が縮まる。 それにしても、戦争体験者とその下の世代での中国への接し方の違いが際立つことに今更ながら驚かされる。 それと同時に、文化大革命後も秘密主義を貫く中国の姿に現代中国が戻りつつあるように思えて、背筋が冷たくなる。また、日本政府...
いよいよ、日本側の父親の方も描かれ、父と子の距離が縮まる。 それにしても、戦争体験者とその下の世代での中国への接し方の違いが際立つことに今更ながら驚かされる。 それと同時に、文化大革命後も秘密主義を貫く中国の姿に現代中国が戻りつつあるように思えて、背筋が冷たくなる。また、日本政府の残留孤児への対応には、今の政府の沖縄への対応に似たものを感じる。
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冤罪がはれた陸一心の企業人としての成功をとおして日中の戦後の復興プロセスが緻密に描写されている。思想が違う中 仕事の考え方も異なり 思う用に進まないのは今も同じ。 中国残留孤児としての気持ちの変化も微妙にでてきた。残留孤児の問題や日中プロジェクトのクライマックスはどんな結末に!
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