商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1991/12/14 |
JAN | 9784488276010 |
- 書籍
- 文庫
泣き声は聞こえない
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泣き声は聞こえない
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
これは桜庭一樹さんお勧めの本だったので、気になって読んで みました。 海外物は苦手ですが、これは登場人物も多くなくて読みやすかったです。主人公のミランダが15歳と言う事で、何かと痛々しい心理描写に結構惹かれて読みました。 15歳なんて遠い昔だけど、15歳ってこんな感じかも~と思...
これは桜庭一樹さんお勧めの本だったので、気になって読んで みました。 海外物は苦手ですが、これは登場人物も多くなくて読みやすかったです。主人公のミランダが15歳と言う事で、何かと痛々しい心理描写に結構惹かれて読みました。 15歳なんて遠い昔だけど、15歳ってこんな感じかも~と思いつつ。 お腹に詰め物をして妊婦のふりをする少女。 タイトルも不穏だし、一体どうなってしまうんだ~!と思いながら 読んだのですが、思ったほど悲惨な結末ではなく、救いのある ラストが良かったです。 途中からは赤ちゃんの誘拐事件も絡んできて、サスペンスっぽく なって一気に読ませます。 桜庭さんがお好きだっていうのは納得でした。
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翻訳本て読みにくいイメージがあったけど、これはそうでもなかった。 解説者いわく、著者の作品は「われわれの生活にも、実は背中を寒くさせるような場面があることを思い起こさせてくれる」「ドメスティックなスリラー」である。 先が気になって夢中で読んだけど、読み終わった時あまり感想が思...
翻訳本て読みにくいイメージがあったけど、これはそうでもなかった。 解説者いわく、著者の作品は「われわれの生活にも、実は背中を寒くさせるような場面があることを思い起こさせてくれる」「ドメスティックなスリラー」である。 先が気になって夢中で読んだけど、読み終わった時あまり感想が思い浮かばなかった、不思議。
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「実のところ、人生で一番大切なことの一つを学んだのだ。つまるところ、他人の恥ずかしさなど、誰も――ほんとうに誰ひとりとして――当人の百分の一も気にしたりはしないものだ。何をしようが、どんなに恥ずかしいことだろうが、一週間もすれば誰も、何も言わなくなる。また別のことが話題にのぼるよ...
「実のところ、人生で一番大切なことの一つを学んだのだ。つまるところ、他人の恥ずかしさなど、誰も――ほんとうに誰ひとりとして――当人の百分の一も気にしたりはしないものだ。何をしようが、どんなに恥ずかしいことだろうが、一週間もすれば誰も、何も言わなくなる。また別のことが話題にのぼるようになる。」 桜庭一樹絶賛!の声に合わせて遂買ってしまう。 一体どんな話か全く分からなかったのだけれど、、、 比較的、ハッピーなティーンエイジャー向けのお話じゃないか!! 大人になってしまった私にとって、 主人公の行動は、かなり逸脱しているし、 そこまでか・・・と思ってしまう部分もあったのだけれど、 若い時って、そういう時もあるよなーーーなんて思ったりもした。 起こってしまったことに対して、非難もできないし、 物語の中で母親がした行動に対しても、、 また100%正しい答えがあるわけではないのだよね。 それは、よくわかっているのだ。 だから、物語として、、良かったんじゃないかな、と思う。 桜庭さんがすきそうな、サスペンス、でした。 【7/22読了・初読・私の本☆】
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