商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1991/01/25 |
JAN | 9784041494127 |
- 書籍
- 文庫
猫を抱いて長電話
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猫を抱いて長電話
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
エッセイ集。猫好きな…
エッセイ集。猫好きな著者らしいタイトルと内容です。
文庫OFF
ミステリ作家によるエッセイ集。ミステリの方は、過去にいくつか読んでいるはずだが、作品と頭のなかでつながらないため、近いうちに読んでみようと思う。 ちょっと古い本だろうな、という印象で読み始めたのだが、予想通り。「あ~柴漬け食べたい(故・山口美江)」や「カウチポテト」の時代のエッ...
ミステリ作家によるエッセイ集。ミステリの方は、過去にいくつか読んでいるはずだが、作品と頭のなかでつながらないため、近いうちに読んでみようと思う。 ちょっと古い本だろうな、という印象で読み始めたのだが、予想通り。「あ~柴漬け食べたい(故・山口美江)」や「カウチポテト」の時代のエッセイである。したがって、かなり時代を反映しているとも言えるし、あえて社会的に主流の論調に逆張りをかける形で、当時の若者のライフスタイルを認めるような話も多いため、今でもそれなりに楽しく読めるであろう。 ただ、それなりに上手くまとまっているものの、ちょっと物足りない部分もある。この手のエッセイで、特に女性作家に多いパターンであるが、「家族のことは書かない」「友達のことは書かない」というようなルールを設けているように感じる。 家族や友人の面白おかしいエピソードで稿料を稼ぐというようなことをするのは、プロとしていかがなものかというところは有るだろうし、わからなくはないのだが、いくら東京から軽井沢の山の中に引越したエピソードがあろうが、暴走タクシーに乗ったエピソードがあろうが、詐欺にあった友人の話のような、自分ではない人の話が描かれた途端に、客観的な視点が生まれてエッセイが生き生きとするところはある。 そのあたりも、作風によるものなのか、その頃の時代によるものかは判断できないところはある。
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コワイ話 踏んだり蹴ったり 詐欺師 恋の季節 男を愛でる キョーフの白タク 化粧仮面 男と女 女流とは 。。。 短い随筆。4ページくらいづつ。 「知的悪女のすすめ」のような棘はないかも。 猫を抱いて長電話するような世間話の延長線上。 それなりのするどさと、小池真理子らしさは満載。
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