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評伝 出光佐三 士魂商才の軌跡
2,029円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | プレジデント社 |
発売年月日 | 1990/10/27 |
JAN | 9784833413923 |
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評伝 出光佐三
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
「士魂商才」というキーワードで沢山の書籍が出版されてるんですね。 この本は昨年(2006年10月)上場した出光興産株式会社(いでみつこうさん)の創始者出光佐三氏の伝記。石油、国際紛争、国際法という展開で昔学んだ国際法学者の名前が出てきて懐かしい(笑)。 氏の少年期から創...
「士魂商才」というキーワードで沢山の書籍が出版されてるんですね。 この本は昨年(2006年10月)上場した出光興産株式会社(いでみつこうさん)の創始者出光佐三氏の伝記。石油、国際紛争、国際法という展開で昔学んだ国際法学者の名前が出てきて懐かしい(笑)。 氏の少年期から創業時に受けた恩義、世界大戦前後の苦労。環境への対応へのそれと官僚主義への対応へのそれ。タフネゴシエーターとの感強し。 行政・業界団体との対決の根底は護送船団方式政策への遺棄。官vs民との構図では製薬業界でのご父君の苦労を描いた星新一氏の「人民は弱し 官吏は強し」、宅配業社が監督官庁と繰り広げた闘いを描いた「宅配便130年戦争」を連想する。 出光興産は他に類を見ない経営方針。いわく * 社員は家族 * 非上場でよい * タイムカードはいらない * 定年制度はいらない * 労働組合はいらない また私益より国益を優先する哲学。それらが異色のバックボーンとして存在する。 しかしながらその「皇国史観」には違和感。 当時の首相広田弘毅に関する本城山三郎氏の「落日燃ゆ」と比較しても軍部への記述がかなり違う。 総合して言えば伝記と言うのは中立ではあり得ないが、企業理念とそれを貫き通した姿勢には感動を覚える。 http://chatarow.seesaa.net/article/122421959.html
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本を読めば成功するのではない。 海難事故。SOS 「普通は助けてくれと発信してきます。通信士は最後まで周りの被害が出ないように状況を的確に伝えてきた。後にも先にもこの通信だけだと思います。」 戦後帰国した社員を全員雇うため、茶碗を処分する。最後にお茶をのむ。 明治18年 福岡生...
本を読めば成功するのではない。 海難事故。SOS 「普通は助けてくれと発信してきます。通信士は最後まで周りの被害が出ないように状況を的確に伝えてきた。後にも先にもこの通信だけだと思います。」 戦後帰国した社員を全員雇うため、茶碗を処分する。最後にお茶をのむ。 明治18年 福岡生まれ 「黄金の奴隷たるなかれ」 「人間尊重」 「生産者より消費者へ」という信念を持った方でした。 『評伝 出光佐三』 によると「出光の七不思議」といって 創業以来、出勤簿・タイムレコーダー・定年・クビの制度もなく、 権限の規定や罰則もなく、労働組合もない。 全てのない大企業は出光興産以外にはないそうです。 (1990年出版時) 小学校の時に眼病を患い、以来黒板の文字もよく見えなくなり 白内障で文字が読みずらい状態でずっといたそうです。 なので、読書はできなかったそうです。 本をあきらめたから、体験を重視し、とことん思索し、直ぐ実行したそうです。 ・・・本を読むのが成功法の一部のように言われる昨今ですが、 読まずとも、成功する人は成功するのだなっと。
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