商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1990/10/24 |
JAN | 9784061882256 |
- 書籍
- 児童書
ムーミン谷の冬
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ムーミン谷の冬
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商品レビュー
4.3
27件のお客様レビュー
5巻目。冬眠するはずのムーミンが目を覚ましてしまい、初めての冬を経験するお話。みんな冬眠してるとあって、いつもと違うキャラクターたちがたくさん。ミイの出番がたくさんあって嬉しかった。たくましいし頼もしい。おしゃまさんもなんだか可愛らしかった。水あび小屋のデザインも素敵。 知らない...
5巻目。冬眠するはずのムーミンが目を覚ましてしまい、初めての冬を経験するお話。みんな冬眠してるとあって、いつもと違うキャラクターたちがたくさん。ミイの出番がたくさんあって嬉しかった。たくましいし頼もしい。おしゃまさんもなんだか可愛らしかった。水あび小屋のデザインも素敵。 知らないことに出会ったとき、興味を持って自然と受け入れるってすごいこと。後、あいかわらずムーミンママは動じないしかっこいいな〜。
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- ネタバレ
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「耳をすましてみると、ひっそりとしたしずけさの中に、とてもひくく、しずかな、やわらかいハミングの声が、聞こえるようでした。たぶんその音は、海がだんだん下のほうまでこおっていく、その知らせの音なのでしょう。」 「この世界には、夏や秋や春にはくらす場所をもたないものが、いろいろといるのよ。みんな、とっても内気で、すこしかわりものなの。ある種の夜のけものとか、ほかの人たちとはうまくつきあっていけない人とか、だれもそんなものがいるなんて、思いもしない生きものとかね。その人たちは、一年じゅう、どこかにこっそりとかくれているの。そうして、あたりがひっそりとして、なにもかもが雪にうずまり、夜が長くなって、たいていのものが冬のねむりにおちたときになると、やっとでてくるのよ。」 多くの人は、恐怖で認めたくなかったり、日々の生活に流されて気づかない存在を、ムーミントロールは消して否定しないしなかった存在にしない。 「あの人たちのことは、ぼく、なにも知らないんだものね。流しの下のやつとか、そこの戸だなにいる連中とか。じぃっと見つめるだけで、ひとことも口をきかないモラルとか。」 ぶっきらぼうな物言いをすることもあるけれど、きちんと、そこにあると認めてくれている。 「そんなもの、存在しないよ」とは決して言わない。 作者はムーミンたちを「バーレルセル」だと表現しています。「バーレルセル」とは、スウェーデン語で「確かに存在はするが、よく分からないもの」という意味だそうですが、まさに、と改めて思う。 氷や雪に囲まれた世界に日常がある人だからこそ、描けるフレーズだなぁと思うものがたくさん散りばめられている。
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冬眠中に一人目を覚ましてしまったムーミン。今まで知らなかった生き物たちに出会う。 ご先祖さま出演回なので、ご先祖さまのぬいぐるみを引っ張り出して飾ることにした。かわいい。
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