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大陸からみた古代日本
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大陸からみた古代日本

樋口隆康(著者)

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大陸からみた古代日本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 學生社
発売年月日 1990/10/15
JAN 9784311201516

大陸からみた古代日本

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2012/09/17

孫皓の灌仏の小話が面白い。 衛兵が後宮の土の中から金像をひろってきたので、孫皓はこれを廁に置き、四月八日に灌佛と称してオシッコをひっかけたところ、タマタマが腫れ上がって絶叫した、とある。これが有名な孫皓の灌仏^^ →『出三藏記集傳上卷第十三』/康僧會傳第四「後使宿衛兵入後宮治園。...

孫皓の灌仏の小話が面白い。 衛兵が後宮の土の中から金像をひろってきたので、孫皓はこれを廁に置き、四月八日に灌佛と称してオシッコをひっかけたところ、タマタマが腫れ上がって絶叫した、とある。これが有名な孫皓の灌仏^^ →『出三藏記集傳上卷第十三』/康僧會傳第四「後使宿衛兵入後宮治園。於地中得一立金像。高數尺。以呈晧。晧使著廁前。至四月八日。晧至廁污穢像云。灌佛訖。還與諸臣共笑為樂。未暮陰囊腫痛。叫呼不可堪忍。」 これはなかなか大事な記録で、正史である『呉志』劉繇伝には、陶謙配下の笮融が仏寺を建立。銅人を造り、黄金を塗り、錦の衣を着せたとあり、仏像の記録としては最古の部類なのだとか。 三国時代あたりには、冒頭の滑稽な説話が出来るほど、仏像がポピュラーな存在になりつつあったということなのでしょうか。 本文としては、もちろん真面目なものばかりですよ。 外国の記録をもとに、考古学的見地をからめ古代日本を考証しておられる。 樋口先生お得意の銅鏡の考察や、日本への仏教の伝来には北朝鮮の仏閣の調査が不可欠なことなど、非常に面白い内容となっています。

Posted by ブクログ

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