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残酷な土地 ハヤカワ・ミステリ文庫
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残酷な土地 ハヤカワ・ミステリ文庫

ロバート・B.パーカー【著】, 菊池光【訳】

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残酷な土地 ハヤカワ・ミステリ文庫

462

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1989/03/15
JAN 9784150756581

残酷な土地

¥462

商品レビュー

4

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2018/07/03
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スペンサーシリーズ再読。 シリーズ中でも異色作、というのもホークもスーザンも出てこないうえ、スペンサーがスーザン以外の女性とベッドを共にするシーンがあからさまに出てくるのだ。読んでてこういう作品もあったなぁと思い出した。 様々な土俵で相撲を取れるスペンサー、西海岸の風土、映画やテレビの浮ついた業界でも自分テイストを守るところはカッチョ良いが、彼にはやっぱりボストンが似合うなぁ 20180630再読 20200719再々読

Posted by ブクログ

2012/08/30

 少し前の長編で私立探偵スペンサーの依頼人だったレイチェルから紹介されたロスの女性レポーターが、今回の依頼人である。依頼内容もボディーガードだから、雰囲気としては「レイチェル・ウォレスを捜せ」によく似た感じで始まる。特に、スペンサーとレポーターであるキャンディの人生観の違いと、そ...

 少し前の長編で私立探偵スペンサーの依頼人だったレイチェルから紹介されたロスの女性レポーターが、今回の依頼人である。依頼内容もボディーガードだから、雰囲気としては「レイチェル・ウォレスを捜せ」によく似た感じで始まる。特に、スペンサーとレポーターであるキャンディの人生観の違いと、それを認めた上で生じる美しい友情という流れは、レイチェルの時と同様の流れである。  ただ、レイチェルとキャンディでは女性としての戦い方がずいぶん異なる。細かく書くことはできないけど、その違いのためにスペンサーの相手への対応は大きく異なっている気がして、自らの美意識を頑固なまでに貫くスペンサーだけど、実は相手の土俵で相手にわかるような形で対処する能力を備えているのかもしれない。とっても人間的で弱さもきっちりと見せてしまう彼が、意固地になっているような格好つけとあいまってなかなか好きである。  ボディーガードの仕事としては衝撃的な展開をする。初めて読んだときには、しばらくの間呆然とするほど驚いた。そしてそのあとのスペンサーの勢いのすごいこと。鬼と化した、といってよい。そちらにも正直言って唖然としてしまった。そういう点も含めて、スペンサーがすごく人間らしくて印象的である。途中にあるラブシーンも美しい。  スーザンの登場がないのも、この物語としては大正解だと思う。

Posted by ブクログ

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