商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1989/02/10 |
JAN | 9784042630012 |
- 書籍
- 文庫
首吊りクロゼット
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首吊りクロゼット
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
このミスで知ったのはいつだろう。訳者が解説ではゲイへの偏見を丸だしなひどいこと書いてる。悪い意味でヤバイ。
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ゲイ主人公のミステリもの。『おかしな奴が多すぎる』と同シリーズ。主人公のマット・シンクレアはニューオーリンズの旧家、土地持ちのなかなか上流の出。そして元検察官。今は家具家を営みつつ同居人のロビンとそれなりにのんびり暮らしている。しかしマットと関わり合いのある不動産業者がクローゼッ...
ゲイ主人公のミステリもの。『おかしな奴が多すぎる』と同シリーズ。主人公のマット・シンクレアはニューオーリンズの旧家、土地持ちのなかなか上流の出。そして元検察官。今は家具家を営みつつ同居人のロビンとそれなりにのんびり暮らしている。しかしマットと関わり合いのある不動産業者がクローゼットのなかで下半身むき出しの首吊り死体となって発見されたことで事件に巻き込まれていく、というストーリー。 ミステリーとして面白いかと言われたら「・・・」って感じですけど、会話がテンポよく、なによりマットのユーモラスなキャラが面白くてどんどん読めます。お坊ちゃまで明るいゲイってキャラが主人公なのは結構珍しい印象。ニューオーリンズの保守的でなんとなく階級社会が残っている雰囲気とか上流の空気や人間関係とかも楽しめてなかなか。 年下の同居人のロビンとのやりとりがまた可愛い。やきもち焼きでぷんぷん怒ってても、お土産のお菓子1つでコロっと機嫌がなおっちゃうところが子供っぽくて。だからなのかマットは終始ロビンを子供扱いしてて(年の差も相当あるけど)、真剣にマットのことが好きなロビンはちょっとかわいそうなんですけどね。ロビンは北部の出らしく、それなりにリベラルな価値観を持ってるがゆえのマットとかみ合わない会話も結構面白かったです。
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