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夜の終りに 扶桑社ミステリー
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夜の終りに 扶桑社ミステリー

ディーン・R.クーンツ【著】, 飛田野裕子【訳】

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夜の終りに 扶桑社ミステリー

491

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 1989/06/23
JAN 9784594004378

夜の終りに

¥491

商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

短編集に改稿版が収録…

短編集に改稿版が収録されているが、長編版もなかなか良い。ベトナム戦争の後遺症に苦しむ若者の話は他の作家も発表しているが、この作品はかなり質が高い。

文庫OFF

2020/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は『戦慄のシャドウファイア』などの一連のホラー作品ではなく、著者お得意の巻き込まれ型サスペンスである。 物語はベトナム戦争から名誉の帰還を遂げたチェイスがその周囲の喧騒振りに辟易しながら、町のデートスポットで起きる殺人事件からルイーズという女の子を救う所から始まる。これがチェイスのその後の生活に大きな変化を及ぼすことになる。つまりこの犯人から殺人を邪魔した逆恨みから命を狙われることになるのだ。 ストーリーは少ない手掛かりからその正体の判らぬ脅迫者を徐々に突き詰めていき、最後は勿論反撃に出て、主人公は救われるという展開を見せる。またベトナム戦争帰りで社会人的な普通の生活が出来ない―女も抱けない!!―チェイスが脅迫者を辿る事で魅力的な女性と出会い、自己を再生していくという男の復活劇の要素を含んでおり、正に小説のツボを押さえた構成になっている。 が、故に定型を脱せず、凡百のミステリとなっているのも確か。犯人の正体が判明してからの展開がいかにも呆気なく、この辺が『人類狩り』にも見られた結末を急ぎすぎる感触が物語を平板にしていると思った。

Posted by ブクログ

2014/06/24

クーンツ25歳の作品だとかでまだクーンツらしさはあまりない。スリラーと言うほどのスリルも感じない。私としては自己崩壊しかけた男の再生物語であると感じた。ベトナム戦争の英雄として世間から騒がれながら、本人は罪悪感と悪夢からアル中生活を送っているが、殺人を目撃したことから犯人に狙われ...

クーンツ25歳の作品だとかでまだクーンツらしさはあまりない。スリラーと言うほどのスリルも感じない。私としては自己崩壊しかけた男の再生物語であると感じた。ベトナム戦争の英雄として世間から騒がれながら、本人は罪悪感と悪夢からアル中生活を送っているが、殺人を目撃したことから犯人に狙われるとこになり、警察は当てにできないと自ら犯人捜しを始める主人公。やがてアルコールを断ち、愛する人を見つけついに犯人と対峙し…。結末についてはアメリカらしいと思った。出版社に文句が一つ。目次に解説 ベトナム戦争の後遺症を取り上げた作品のさきがけとして読むと意味がある と詳しい内容が書いてあるが、読む前から先入観を与える文言を入れるべきではないと思う。余計なお世話‼︎ 2014.6

Posted by ブクログ

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