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現代の国際政治 講談社学術文庫904
705円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/12/10 |
JAN | 9784061589049 |
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現代の国際政治
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現代の国際政治
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
冷戦を中心にした国際政治史。 古い本なのでゴルバチョフのあたりまでで終わってるが、多角的な視点から複雑な国際政治面での歴史の流れを説明しており、国際政治の面白さがよくわかる。
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アメリカとソヴィエト連邦の冷戦を中心に、20世紀の国際政治史を論じた本です。 共産主義を真理として掲げるソ連と、民主主義を世界に及ぼすことがみずからの使命だと任じるアメリカは、どちらも普遍主義によって特徴づけられます。そしてこの異質の普遍主義の対立が、現実主義的な勢力均衡を図る...
アメリカとソヴィエト連邦の冷戦を中心に、20世紀の国際政治史を論じた本です。 共産主義を真理として掲げるソ連と、民主主義を世界に及ぼすことがみずからの使命だと任じるアメリカは、どちらも普遍主義によって特徴づけられます。そしてこの異質の普遍主義の対立が、現実主義的な勢力均衡を図る19世紀ヨーロッパの国際政治とは異なる思想に基づく、20世紀の国際政治を動かしてきたと著者は考えています。 こうした二つの普遍主義の対立を機軸にして東西冷戦構造が成立し、覇権を争うことになります。しかし、やがて中国や第三世界の台頭、ヴェトナム戦争でのアメリカの敗北、ソ連経済の危機などを経て、世界はもはや二つの普遍主義によって二分化されるという単純な見方を許さないような時代に突入することになります。 冷戦を中心に、20世紀がどういう時代だったのかが分かりやすく解説されていて、勉強になりました。
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著者はリアリズムによる分析で有名だった京大の高坂正尭氏。第二次世界大戦以降の国際社会の動向の分析はさすがに的確で、これが30年も前に書かれたということは注目に値しますが、ペレストロイカあたりまでの記述で終わっており、7~8年前に逝去されたので改訂版も期待できず、続きが読めないのが...
著者はリアリズムによる分析で有名だった京大の高坂正尭氏。第二次世界大戦以降の国際社会の動向の分析はさすがに的確で、これが30年も前に書かれたということは注目に値しますが、ペレストロイカあたりまでの記述で終わっており、7~8年前に逝去されたので改訂版も期待できず、続きが読めないのが非常に残念です。冷戦からソ連崩壊寸前のペレストロイカまでの現代史の知識の整理にうってつけの一冊です。
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