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虹の彼方に 新潮文庫
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虹の彼方に 新潮文庫

高橋源一郎【著】

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虹の彼方に 新潮文庫

308

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1988/04/25
JAN 9784101078113

虹の彼方に

¥308

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

テンポの良いコミカル…

テンポの良いコミカルなストーリーで、心が和みました。

文庫OFF

2010/05/28

作者独自のハチャメチ…

作者独自のハチャメチャなパロディが展開されています!!

文庫OFF

2018/01/08

 高橋源一郎の三作目。  巻末に掲載されている「著者から読者へ」を読むと、著者は「全世界について書いてみたかった」とのこと。  最終的には、とある理由で編集者から急かされ、急遽完成させたのが、当作品とのこと。  うーん、実際に読んでみても「全世界」が書かれているのか、あるい...

 高橋源一郎の三作目。  巻末に掲載されている「著者から読者へ」を読むと、著者は「全世界について書いてみたかった」とのこと。  最終的には、とある理由で編集者から急かされ、急遽完成させたのが、当作品とのこと。  うーん、実際に読んでみても「全世界」が書かれているのか、あるいは「全世界」を書こうとしたのか、まぬけな僕には良く判らなかった。  読んでいて感じたのは「著者は小説を信じていないのではないか」「著者は言葉を信じていないのではないか」「著者は言葉の無意味性を無意味な言葉を使って描こうと無意味な行為を繰り返しているのではないか」「そんな無意味な行為を行っている著者自身を描こうとしたのではないか」といったこと。  あるいは矛盾した感じ方かもしれないが、その全く逆、つまり小説や言葉を信じきっている、だからこそ書くことが出来た作品なのではないか、といったこと。  きちんとしたストーリーは存在しない(あるいは僕に判らなかっただけかも)し、物事を白黒はっきりとさせたがる人にとっては、まずつまらないだろうな、と思います(激怒する人もいるだろうな)。  僕は特にストーリーがなくても、文章や言葉の使い方が面白ければ、また、白黒はっきりしなくても、心地よい余韻が残る作品であれば、全然問題にしません。  よって、僕は最後まで一気に面白く読み終えることが出来ました。

Posted by ブクログ

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