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セックス神話解体新書 性現象の深層を衝く
1,430円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学陽書房 |
発売年月日 | 1988/09/10 |
JAN | 9784313840270 |
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セックス神話解体新書
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セックス神話解体新書
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
アマゾンレビューで小谷野敦に前提(マネーの主張は間違っている、狼少女はいなかった)がおかしいと叩かれている。他のレビューでもロジックがおかしいと叩かれている。 それでも私は☆5つ。単純に読み物として面白いし、学問としても勉強になる(叩かれている内容は的を得ているが)。 約25年前...
アマゾンレビューで小谷野敦に前提(マネーの主張は間違っている、狼少女はいなかった)がおかしいと叩かれている。他のレビューでもロジックがおかしいと叩かれている。 それでも私は☆5つ。単純に読み物として面白いし、学問としても勉強になる(叩かれている内容は的を得ているが)。 約25年前に書かれたとは思えない現代に通じるものがある(ここで挙げている問題が無視されていることも多い)。 恐ろしくなったのはクローン人間の話から母性機能の解体を行っていること。卵子を提供した親、子宮を貸した親、子どもを育てる(た)親がバラバラだった場合、その子の親はいったい誰なのだろう。(pp.48-55) 親は一人でなくてはいけないのか、子どもは親のもの、所有物なのかという疑問もあるが、実際に上記のような問題は出て来ている(代理母)。うーん、むつかしい。 狼少女はいないとしても野生児すべてがいないということは言えるのだろうか。本書では狼少女以外にもヴィクトールも登場する。ヴィクトールももしいないとすればヴィクトールの教育者であり「精神薄弱児教育の祖」と呼ばれているイタールはどのように教育法を考えたのだろう。 性科学の発展に貢献した本は以下の4つらしい。読んでみよっと。(pp.166-169) 1 ヴァン・デ・ヴェルデ『完全なる結婚』 性行為の際、女性が得られる快感をもっとも高めるのはどんな性行為かを生涯かけて研究した成果。貢献をひとことで言うなら「性のエロス化」。日本では奈良林祥が同じような研究をしているという。 2 アルフレッド・キンゼイ『キンゼイ・レポート』 1938-1955年の17年間をかけて1万8000人の男女に面接をして、性生活を調査した人。特徴は人間の内側にある要因によって人間を分け、要因別に性生活の違いをみていくところ。ひとことでいえば「性の規範化」。 3 ジョン・マネー(著書の紹介はない) ジェンダーという言葉のルーツになった人。 半陰陽の人たちの人生を追跡調査し、人間の性行動は染色体やホルモンが決定するのではなく、その人が育てられた社会的カテゴリーによって決まると主張した。ひとことで言えば「性の目的化」らしい(目的化というのがいまいちわからんが)。 4 ウィリアム・マスターズ&バージニア・ジョンソン『マスターズ&ジョンソン・レポート』 実験室の中で1組の男女に性交させ、性行開始から終了までにおこる生理学的な変化を追った。オーガズム曲線などの発見をした。ひとことで言えば「性の数値化」。 (まっちー)
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しばらくこの作者の本を追うつもりです~。 「大学受験生の子(というか娘)を持つ母」としては遣る瀬無い内容だよとほほほ。しかもこれ10年以上前のハナシだよね、そして今現在は本書の不吉な予言がことごとく的中してるわけで。怖いよぅ。
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