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医師ゼンメルワイスの悲劇 今日の医療改革への提言
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1988/12/10 |
JAN | 9784062038874 |
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医師ゼンメルワイスの悲劇
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医師ゼンメルワイスの悲劇
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手指の消毒という超簡単な対策によって,産婦がバタバタ死んでいく恐怖の産褥熱を予防できることを発見したゼンメルワイス。彼が認められず不遇な生涯を終えたのは,一体なぜなのか。 その背景には,民主主義の不在と,医療界にはびこる権威主義があった。医療の主人公であるべき民衆が立ち上がら...
手指の消毒という超簡単な対策によって,産婦がバタバタ死んでいく恐怖の産褥熱を予防できることを発見したゼンメルワイス。彼が認められず不遇な生涯を終えたのは,一体なぜなのか。 その背景には,民主主義の不在と,医療界にはびこる権威主義があった。医療の主人公であるべき民衆が立ち上がらなければ,医療の進歩は望めない。とかなり舌鋒鋭く医学界の怠慢を糾弾していく。ゼンメルワイスの部分は,とらねこ日誌さんに秀逸なまとめがある。http://d.hatena.ne.jp/doramao/20110811/1313053055 とらねこ日誌のエントリには,「かなりゼンメルワイスびいきになっている可能性もございます」と断り書きがあるが,このネタ本の方がゼンメルワイス絶賛が目についた。ゼンメルワイス批判者である当時の医学界の権威の個人的資質を強調するのはどうかなぁと思ったが,読んでいくと社会的体制の不備の観点も忘れていない。 虫垂炎をめぐる内科と外科の対立・反目なんかも挙げて,ゼンメルワイスの悲劇が繰り返される可能性を指摘。それを防ぐには,医療を受ける側である民衆に知識と力が必要。確かにそのようにして社会は変わってきたのだろう。
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