商品詳細
内容紹介 | 内容:恋物語のたどる道.さっきまで優しかった人.一等星の見える窓.きみはただ淋しいだけ.右の頬に触れる指さき.ム-ンライト・セレナ-デ |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1988/08/25 |
JAN | 9784101304052 |
- 書籍
- 文庫
さっきまで優しかった人
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さっきまで優しかった人
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3.5
2件のお客様レビュー
「一等星の見える窓」・・・矢沢は裕子と会いたいと思ったが、電話がつながらずにいるうちに、次々と女性の友人と会いコーヒーやお酒を飲む。最後に裕子の部屋にたどりつき、裕子はシャツのボタンを外しながらふと振り返り、窓から一等星を視る。 「君はただ淋しいだけ」・・・かつて恋人同士であっ...
「一等星の見える窓」・・・矢沢は裕子と会いたいと思ったが、電話がつながらずにいるうちに、次々と女性の友人と会いコーヒーやお酒を飲む。最後に裕子の部屋にたどりつき、裕子はシャツのボタンを外しながらふと振り返り、窓から一等星を視る。 「君はただ淋しいだけ」・・・かつて恋人同士であった(かもしれない)な中村と真佐子は、昔と同じように小淵沢から小諸まで小海線に乗り、昔の思い出を甦らせる。その夜ホテルで食事をとりながら、友人の渡辺は真佐子と離婚することを告げる。翌朝中村は真佐子を「我々の今後の身のふりかたを考えよう」とホテルのプールに誘う。リクライニング・チェアに横たわりながら真佐子は、力を込めて噛みしめるように唇を閉じあわせている。涙を懸命にこらえるために。 の2篇がよい。
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文字としては分かるけれどなかなか像に結びつかなかった。だから、なかなか進まなかった。 どの物語もしっとりとして、色気のあるものだった。
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