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ジェントルマンジム
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ジェントルマンジム

レイモンド・ブリッグズ(著者), 小林忠夫(訳者)

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ジェントルマンジム

1,540円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 篠崎書林
発売年月日 1987/06/05
JAN 9784784104598

ジェントルマンジム

¥1,540

商品レビュー

3.5

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みんなの感想まとめ
  • 日常のマンネリ
  • 夢の職業
  • 転職の幻想
  • 社会の厳しさ
  • 妻の支えと葛藤
  • 無知の悲劇
  • 大人向け寓話
  • 軽やかな重み
  • 現実との対比
  • 愚かさの考察

日常にマンネリを感じる主人公ジムが、転職を夢見ながらも現実に縛られた姿を描いた物語は、彼の無邪気な憧れと社会の厳しさを鮮やかに対比させています。トイレ清掃員として長年働くジムは、カウボーイや怪盗といった夢の職業に憧れを抱きつつも、実際には学びや決断力に乏しく、思い描く理想からは遠く離れています。妻ヒルダは彼の夢を支えようとしますが、安定を求める彼女の姿勢もまた、現実の厳しさを物語っています。

この作品は、ジムの空回りを通じて、無知や楽観主義がもたらす悲劇を描写しており、読者に深い考察を促します。ジムの愚かさを笑うことができる一方で、その背後にある社会制度や教育の問題をも浮き彫りにし、現代に生きる私たち自身の無理解や不安を反映させています。全体として、軽やかに見える物語の中に重いテーマを秘めた、大人向けの苦い寓話です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/02/02

絵本だけど、大人向きで苦い話だ…寒がりやのサンタやスノーマンの作者と同じだとは思えない、重い本。風が吹く時 の絵本で核戦争にさらされた夫婦の、平和?時の生活風景が、痛々しい‥

Posted by ブクログ

2017/10/22

核兵器の恐ろしさを淡々と描いた『風が吹くとき』の、前編ともいうべき作品。 主人公はロンドンに暮らす中年男性のジムで、転職を夢見ながら具体的な案も決心もつかないまま、トイレの清掃員を長年続けている。一方、妻のヒルダは安定を望む一般的な主婦であり、夫の転職願望に対しては消極的ながらも...

核兵器の恐ろしさを淡々と描いた『風が吹くとき』の、前編ともいうべき作品。 主人公はロンドンに暮らす中年男性のジムで、転職を夢見ながら具体的な案も決心もつかないまま、トイレの清掃員を長年続けている。一方、妻のヒルダは安定を望む一般的な主婦であり、夫の転職願望に対しては消極的ながらも、彼のアイディアを尊重し支えようとする。 学校では聖書のこととビンタしか教わらなかった、と本人もつぶやいているように、ジムには学がありません。新聞を読むのもたどたどしく、何より読んだ内容がよく理解できない。 『風が吹くとき』でも全編を通して、役所のパンフレットを信じて疑わない・無知に由来する過度な楽観視などの姿勢が描かれていましたが、それは本作でも全く同じ。 学(本書では「レベル」/イギリスの教育一般証明試験の合格級?)がないから、それとは縁遠そうに見える職業に憧れる。例えば悪者をやっつける正義のカウボーイとか、弱きを助け強きを挫く謎の怪盗とか。この憧れは無邪気なものなのだけど、いざ実行に移そうとするやいなや、法律や制度、経済、更には隣人たちとの折り合いなど、ありとあらゆる面から完膚なきまでに否定されてしまうわけです。だけど当の本人は、否定された事も否定された意味もよく解っていないっていう。 「作者はジムのようなイノセントな主人公をしたてあげ、そこから法律や教育制度にがんじがらめになっている現代社会を逆照射している」とのこと(訳者あとがきより)。 ひたすら怖い。 今の社会において私も全然「解っていない」側で、本当はもっと解ってなきゃいけないのは解ってるんだけど、何がどこから解らないのかが解らないから身動きが取れなくて、でも世界は容赦なく動いててどんどん変わってて、なんかもう眩暈がする。 ジムたちと同じように、もしこの先に『風が吹くとき』が待っていたら……と思うと心底ゾッとする。

Posted by ブクログ

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