商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1986/09/25 |
JAN | 9784167217129 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
「オール読物」の巻末…
「オール読物」の巻末コラムの文庫版。井上ひさしなど二十四人のコラム集。
文庫OFF
『オール読物』の巻末…
『オール読物』の巻末のコラムをまとめたもの。井上ひさし、開高健、丸谷才一などの執筆。
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獅子文六、吉行淳之介、開高健、尾崎一雄、井伏鱒二、丸谷才一、 山口瞳、安岡章太郎、立原正秋、吉村昭、阿川弘之等々。 執筆陣が凄いっ!作品を読んだことはなくても(失礼な話だが) 名前は知っている文筆業者がてんこ盛り。しかも、これらの人 たちが書いたものが1冊で読めるのが凄...
獅子文六、吉行淳之介、開高健、尾崎一雄、井伏鱒二、丸谷才一、 山口瞳、安岡章太郎、立原正秋、吉村昭、阿川弘之等々。 執筆陣が凄いっ!作品を読んだことはなくても(失礼な話だが) 名前は知っている文筆業者がてんこ盛り。しかも、これらの人 たちが書いたものが1冊で読めるのが凄いっ! 雑誌「オール讀物」の昭和44年7月号から昭和60年12月号まで、 巻末に掲載されたコラム「おしまいのページで」をまとめた ものなので、こんな贅沢も出来るのかもしれない。さすが、 文藝春秋社っ! 文庫本でも見開き2ページ。通読するにもいいし、偶然に開いた ページを拾い読みするのもいい。 そんな短い文章でも、どの作品も起承転結がきっちりしていて、 「さすがだ」と思うと同時に、「なんでこんなに上手いんだ」と 感じる。そりゃ上手いはずだよね。皆さん、長年、文章を書く ことを生業として来た人たちなんだから。 山口瞳や吉行淳之介の手になる随筆は、やっぱりしびれるわ。 そして、昭和60年でも旧仮名遣いの文章が雑誌に掲載されていた ことに気が付いた。いくら文芸誌とは言え、今の時代、旧仮名遣い の文章が掲載されたら「読めないじゃないか」って読者から苦情が 来てもおかしくないかも。 本書に収録されている書き手を「作家」と言ってはいけないような 気がして来た。尊敬も込めて「文士」と呼びたくなって来たよ。 尚、本書で一番凄いのは目次である。目次だけで18ページもあるん だぜ~。滅多にないよ、目次だけでこのページ数。
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