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ぼくのシネマ・グラフィティ 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1986/06/25 |
JAN | 9784101473017 |
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ぼくのシネマ・グラフィティ
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ぼくのシネマ・グラフィティ
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
映画大好きなコミさん…
映画大好きなコミさんが日本、外国の映画館をふらふら。コミさんの率直な映画評論も面白い!
文庫OFF
まだ、誰も感想を書いていなかったんですねえ。この本、題名のとおり映画の評論、というより感想程度のショートエッセイだけれども、それが自分にピッタリハマる人、ハマらない人、というのはあるでしょう。でもね、小実昌さんのエッセイの真骨頂は映画評の間々に散りばめられている、強烈なアナーキズ...
まだ、誰も感想を書いていなかったんですねえ。この本、題名のとおり映画の評論、というより感想程度のショートエッセイだけれども、それが自分にピッタリハマる人、ハマらない人、というのはあるでしょう。でもね、小実昌さんのエッセイの真骨頂は映画評の間々に散りばめられている、強烈なアナーキズム、リバタリアニズム?的な思想だと思うのです。それが、自己の戦争体験、放浪体験を核として形づくらており、なおかつ、それを表面的に強く打ち出すのではなく、ただの映画好きな飲兵衛のおじさん、みたいに見せている、いや、実は半分はそのとおりのおじさん、であるというところが、田中小実昌の魅力なんでしょうねえ。という訳で、映画にそれほど関心のない人にもオススメの一冊なのです。もちろん、ただの映画好きの人にもね。
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