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英語史 英語学コース第1巻
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英語史 英語学コース第1巻

松浪有【編】

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英語史 英語学コース第1巻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 1986/05/01
JAN 9784469141610

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2021/09/10

タイトルは「英語史」となっているが、これは入門書である。この「英語学コース」というシリーズは「実際の授業(教養課程)で使えるテキストとして新たに生まれた英語学の入門シリーズ」とのこと。まえがきでも「専門用語はなるべく使わず、わかりやすく」と書かれている。 いちおう練習問題もついて...

タイトルは「英語史」となっているが、これは入門書である。この「英語学コース」というシリーズは「実際の授業(教養課程)で使えるテキストとして新たに生まれた英語学の入門シリーズ」とのこと。まえがきでも「専門用語はなるべく使わず、わかりやすく」と書かれている。 いちおう練習問題もついているが、授業で使うことが前提なので解答はついていない。 内容としては、外面史(当時の社会状況など)の割合が多いような印象を受けた。古英語、中英語あたりは一見すると世界史の教科書みたいなページも。文法の説明などもあるが、小難しい活用表は巻末の付録に追いやられているので、頭が痛くなりにくいのではないか。古英語の文字の解説が詳しいので、中・古英語を講読する人はその部分だけでも見ておくといいだろう。 ページ構成がちょっとだけ変わっている。ページ右4分の1くらいが余白となっていて、重要語句が本文中に登場すると余白部分にも重要語句が書かれる。初学者には、どこ・何が重要なのかわかりやすくていいかもしれない。 なお、余白が多いということは、単純計算でページの文字数が減るということで、つまり厚み(200ページ弱)の割りに早く読めるというわけだ。「英語史の本を1冊読んで勉強した気になりたい」という場合にもおすすめできる。

Posted by ブクログ