商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1993/04/01 |
JAN | 9784048523950 |
- コミック
- 角川書店
イスの姫君
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イスの姫君
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ひかわ玲子が十代で書いた作品集で、ケルトの伝説をもとにした作品といくつかのファンタジー小品がこめられている。『イスの姫君』はフランスに残る伝説のイスの都を描いた作品で、人ならぬ王女アイエスと神官ゲノレの結ばれない愛がテーマ。『イスの姫君』に出会って、海中異界というテーマにひかれた...
ひかわ玲子が十代で書いた作品集で、ケルトの伝説をもとにした作品といくつかのファンタジー小品がこめられている。『イスの姫君』はフランスに残る伝説のイスの都を描いた作品で、人ならぬ王女アイエスと神官ゲノレの結ばれない愛がテーマ。『イスの姫君』に出会って、海中異界というテーマにひかれた。イスの伝説は調べてみると、キリスト教の聖者ゲノレと、悪魔の恋人となった王女アイエスの物語なのだけれど、これをどうにも踏み越えることの出来ない悲恋に仕立て上げたのはすごい。 この本の中に「夢語」という話があって、ひかわ玲子はそのエピソードを組みこんでいま新しい話を書いている。たぶん彼女は三十年くらい暖め続けていた物語を書いているわけで、それって勇気をもらうなあ。いつでもいいんだよね、書くのって。ほんとうに、いつか、死ぬまでに書けたらいいって言うので。
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