ゴールデングローブ賞 映画部門の歴代受賞作 ゴールデングローブ賞 映画部門の歴代受賞作

アメリカにおける映画とテレビドラマに与えられるゴールデングローブ賞。映画部門の第20回(1963年)から最新の受賞作までを一覧でご紹介!

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2025年(第82回)

作品賞
ブルータリスト
ドラマ部門
ブルータリスト

ハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トートは、ホロコーストを生き延びてアメリカへと移住する。そこで出会った実業家のハリソンは、彼の才能を認めて仕事を依頼するが――。芸術と倫理の葛藤を通して「美とは何か」を問う社会派ドラマです。

作品賞
エミリア・ペレス
コメディ/ミュージカル部門
エミリア・ペレス

麻薬組織のボスが性別適合手術を受けてエミリア・ペレスという女性として生き直す姿を、弁護士・リタの視点から描いた物語です。音楽と社会風刺が融合した異色のミュージカル。アイデンティティと赦し(ゆるし)がテーマになっています。

2024年(第81回)

作品賞
オッペンハイマー

原子爆弾を生んだ科学者オッペンハイマーの栄光と苦悩を描く伝記ドラマ。原爆の開発成功に安堵する反面、そのあまりに巨大な力を目にしたオッペンハイマーは罪悪感を抱くのだった。科学の進歩と倫理の矛盾に考えさせられます。

作品賞
哀れなるものたち
コメディ/ミュージカル部門
哀れなるものたち

天才外科医のバクスターにより、胎児の脳を移植されて生まれ変わったベラ。見た目は大人だが無垢な視点を持つ彼女は「世界を自分の目で見たい」という欲望にかられ、旅をしていく。女性の「性」と「自由」がテーマ。独創的な映像美は圧巻です。

2023年(第80回)

作品賞
フェイブルマンズ

映画監督を夢見る少年・サミーが家族の秘密と向き合いながら映画作りに情熱を注ぐ物語。スピルバーグ監督自身の原体験を投影し、創作と家族愛のはざまで揺れる心を繊細に描いています。

作品賞
イニシェリン島の精霊
コメディ/ミュージカル部門
イニシェリン島の精霊

アイルランドの孤島に住むパードリックは、親友のコルムから突然絶交を告げられる。理解できない彼は、周囲の人の力を借りて事態を変えようとするが――。美しい自然の中で繰り広げられる、滑稽で痛ましい人間ドラマ。哀しみとユーモアが同居する作品です。

2022年(第79回)

作品賞
パワー・オブ・ザ・ドッグ
ドラマ部門
パワー・オブ・ザ・ドッグ

1920年代のモンタナ州。牧場主のフィルは、連れ子のいる未亡人が弟のジョージと結婚したことを金目当てだと勘繰り、嫌な態度を取るようになる。だが、フィルのある行動を連れ子に目撃されて行動を共にすることで、心の奥に潜む孤独と抑圧された感情があらわになっていく。

作品賞
ウエスト・サイド・ストーリー
コメディ/ミュージカル部門
ウエスト・サイド・ストーリー

不良少年グループのジェット団とシャーク団。対立グループに属するマリアとトニーが恋に落ち――。有名なミュージカルをスピルバーグ監督が映画化。1962年にアカデミー賞を受賞した『ウエスト・サイド物語』とあわせて見るのも面白いです。

2021年(第78回)

作品賞
ノマドランド
ドラマ部門
ノマドランド

中年女性のファーンは企業倒産のあおりを受けて家を失い、キャンピングカーで生活することになる。現代のノマド(遊牧民)となった彼女は、季節労働の現場を転々としながら人と交流を重ねていき――。心の豊かさとは何かを考えさせられるロードムービーです。

作品賞
続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
コメディ/ミュージカル部門
続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画

『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の続編。カザフスタンの記者ボラットが、娘を「贈り物」として差し出そうと奮闘する。フェイク・ドキュメンタリー形式で、分断や偏見を痛烈に風刺している。過激ながらも社会の本質を笑いで暴く問題作です。

2020年(第77回)

2019年(第76回)

2018年(第75回)

2017年(第74回)

2016年(第73回)

2015年(第72回)

作品賞
グランド・ブダペスト・ホテル
コメディ/ミュージカル部門
グランド・ブダペスト・ホテル

2014年(第71回)

作品賞
それでも夜は明ける
作品賞
アメリカン・ハッスル
コメディ/ミュージカル部門
アメリカン・ハッスル

2013年(第70回)

作品賞
アルゴ
ドラマ部門
アルゴ

作品賞
レ・ミゼラブル
コメディ/ミュージカル部門
レ・ミゼラブル

2012年(第69回)

作品賞
ファミリー・ツリー
作品賞
アーティスト
コメディ/ミュージカル部門
アーティスト

2011年(第68回)

作品賞
ソーシャル・ネットワーク
作品賞
キッズ・オールライト
コメディ/ミュージカル部門
キッズ・オールライト

2010年(第67回)

作品賞
アバター
ドラマ部門
アバター

作品賞
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

2009年(第66回)

作品賞
スラムドッグ$ミリオネア
作品賞
それでも恋するバルセロナ
コメディ/ミュージカル部門
それでも恋するバルセロナ

2008年(第65回)

作品賞
つぐない
ドラマ部門
つぐない

作品賞
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

2007年(第64回)

作品賞
バベル
ドラマ部門
バベル

作品賞
ドリームガールズ
コメディ/ミュージカル部門
ドリームガールズ

2006年(第63回)

作品賞
ブロークバック・マウンテン
作品賞
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
コメディ/ミュージカル部門
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

2005年(第62回)

作品賞
アビエイター
ドラマ部門
アビエイター

作品賞
サイドウェイ
コメディ/ミュージカル部門
サイドウェイ

2004年(第61回)

作品賞
ロスト・イン・トランスレーション
コメディ/ミュージカル部門
ロスト・イン・トランスレーション

2003年(第60回)

作品賞
めぐりあう時間たち
作品賞
シカゴ
コメディ/ミュージカル部門
シカゴ

2002年(第59回)

作品賞
ビューティフル・マインド
作品賞
ムーラン・ルージュ
コメディ/ミュージカル部門
ムーラン・ルージュ

2001年(第58回)

作品賞
グラディエーター

作品賞
あの頃ペニー・レインと
コメディ/ミュージカル部門
あの頃ペニー・レインと

2000年(第57回)

作品賞
アメリカン・ビューティー
作品賞
トイ・ストーリー2
コメディ/ミュージカル部門
トイ・ストーリー2

1999年(第56回)

作品賞
プライベート・ライアン
作品賞
恋におちたシェイクスピア
コメディ/ミュージカル部門
恋におちたシェイクスピア

1998年(第55回)

作品賞
タイタニック
ドラマ部門
タイタニック

作品賞
恋愛小説家
コメディ/ミュージカル部門
恋愛小説家

1997年(第54回)

作品賞
エビータ
コメディ/ミュージカル部門
エビータ

1996年(第53回)

作品賞
いつか晴れた日に

作品賞
ベイブ
コメディ/ミュージカル部門
ベイブ

1995年(第52回)

作品賞
フォレスト・ガンプ/一期一会
作品賞
ライオン・キング
コメディ/ミュージカル部門
ライオン・キング

1994年(第51回)

作品賞
シンドラーのリスト
作品賞
ミセス・ダウト
コメディ/ミュージカル部門
ミセス・ダウト

1993年(第50回)

作品賞
ザ・プレイヤー
コメディ/ミュージカル部門
ザ・プレイヤー

1992年(第49回)

作品賞
バグジー
ドラマ部門
バグジー

作品賞
美女と野獣
コメディ/ミュージカル部門
美女と野獣

1991年(第48回)

作品賞
ダンス・ウィズ・ウルブズ
作品賞
グリーン・カード
コメディ/ミュージカル部門
グリーン・カード

1990年(第47回)

作品賞
7月4日に生まれて

作品賞
ドライビング Miss デイジー
コメディ/ミュージカル部門
ドライビング Miss デイジー

1980年(第46回)

作品賞
レインマン
ドラマ部門
レインマン

作品賞
ワーキング・ガール
コメディ/ミュージカル部門
ワーキング・ガール

1988年(第45回)

作品賞
ラストエンペラー

作品賞
戦場の小さな天使たち
コメディ/ミュージカル部門
戦場の小さな天使たち

1987年(第44回)

作品賞
プラトーン
ドラマ部門
プラトーン

作品賞
ハンナとその姉妹
コメディ/ミュージカル部門
ハンナとその姉妹

1986年(第43回)

作品賞
愛と哀しみの果て

作品賞
女と男の名誉
コメディ/ミュージカル部門
女と男の名誉

1985年(第42回)

作品賞
アマデウス
ドラマ部門
アマデウス

作品賞
ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
コメディ/ミュージカル部門
ロマンシング・ストーン/秘宝の谷

1984年(第41回)

作品賞
愛と追憶の日々
ドラマ部門
愛と追憶の日々

作品賞
愛のイエントル
コメディ/ミュージカル部門
愛のイエントル

1983年(第40回)

作品賞
E.T.
ドラマ部門
E.T.

作品賞
トッツィー
コメディ/ミュージカル部門
トッツィー

1982年(第39回)

作品賞
黄昏
ドラマ部門
黄昏

作品賞
ミスター・アーサー
コメディ/ミュージカル部門
ミスター・アーサー

1981年(第38回)

作品賞
普通の人々
ドラマ部門
普通の人々

作品賞
歌え!ロレッタ愛のために
コメディ/ミュージカル部門
歌え!ロレッタ愛のために

1980年(第37回)

作品賞
クレイマー、クレイマー
作品賞
ヤング・ゼネレーション
コメディ/ミュージカル部門
ヤング・ゼネレーション

1979年(第36回)

作品賞
ミッドナイト・エクスプレス
作品賞
天国から来たチャンピオン
コメディ/ミュージカル部門
天国から来たチャンピオン

1978年(第35回)

作品賞
愛と喝采の日々
ドラマ部門
愛と喝采の日々

作品賞
グッバイガール
コメディ/ミュージカル部門
グッバイガール

1977年(第34回)

作品賞
ロッキー
ドラマ部門
ロッキー

作品賞
スター誕生
コメディ/ミュージカル部門
スター誕生

1976年(第33回)

作品賞
カッコーの巣の上で
作品賞
サンシャイン・ボーイズ
コメディ/ミュージカル部門
サンシャイン・ボーイズ

1975年(第32回)

作品賞
チャイナタウン
ドラマ部門
チャイナタウン

作品賞
ロンゲスト・ヤード
コメディ/ミュージカル部門
ロンゲスト・ヤード

1974年(第31回)

作品賞
エクソシスト
ドラマ部門
エクソシスト

作品賞
アメリカン・グラフィティ
コメディ/ミュージカル部門
アメリカン・グラフィティ

1973年(第30回)

作品賞
ゴッドファーザー

作品賞
キャバレー
コメディ/ミュージカル部門
キャバレー

1972年(第29回)

作品賞
フレンチ・コネクション
作品賞
屋根の上のバイオリン弾き
コメディ/ミュージカル部門
屋根の上のバイオリン弾き

1971年(第28回)

作品賞
ある愛の詩
ドラマ部門
ある愛の詩

作品賞
マッシュ
コメディ/ミュージカル部門
マッシュ

1970年(第27回)

作品賞
1000日のアン
ドラマ部門
1000日のアン

作品賞
サンタ・ビットリアの秘密
コメディ/ミュージカル部門
サンタ・ビットリアの秘密

1969年(第26回)

作品賞
冬のライオン
ドラマ部門
冬のライオン

作品賞
オリバー!
コメディ/ミュージカル部門
オリバー!

1968年(第25回)

作品賞
夜の大捜査線
ドラマ部門
夜の大捜査線

作品賞
卒業
コメディ/ミュージカル部門
卒業

1967年(第24回)

作品賞
わが命つきるとも

作品賞
アメリカ上陸作戦
コメディ/ミュージカル部門
アメリカ上陸作戦

1966年(第23回)

作品賞
ドクトル・ジバゴ

作品賞
サウンド・オブ・ミュージック
コメディ/ミュージカル部門
サウンド・オブ・ミュージック

1965年(第22回)

作品賞
ベケット
ドラマ部門
ベケット

作品賞
マイ・フェア・レディ
コメディ/ミュージカル部門
マイ・フェア・レディ

1964年(第21回)

作品賞
枢機卿
ドラマ部門
枢機卿

作品賞
トム・ジョーンズの華麗な冒険
コメディ/ミュージカル部門
トム・ジョーンズの華麗な冒険

1963年(第20回)

作品賞
アラビアのロレンス
作品賞
ミンクの手ざわり
コメディ/ミュージカル部門
ミンクの手ざわり

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