商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
十六歳のおまき、幼馴染の亀吉と目の不自由な要との 三人の結びつき、この三人を見守る大人たちのあたたかさ、 運命に立ち向かう子どもたちの強さ、どちらも味わえる 極上の物語である。 捨て子だったおまきを拾って育ててくれた父親は、 十手持ちで、付け火騒ぎの探索中に姿を消した。 おま...
十六歳のおまき、幼馴染の亀吉と目の不自由な要との 三人の結びつき、この三人を見守る大人たちのあたたかさ、 運命に立ち向かう子どもたちの強さ、どちらも味わえる 極上の物語である。 捨て子だったおまきを拾って育ててくれた父親は、 十手持ちで、付け火騒ぎの探索中に姿を消した。 おまきは、自分が捨て子であること、そして 丙午の生まれであることで、不幸をもたらしていると、 心を痛めながらも、「親分」と慕ってくれる二人の 力を借りながら、父親の跡を追う。 「恩送り」とは、恩を受けた人に返すのではなく、 他の人におくることをいう。 恩返しは、なかなか難しいが、恩送りなら、できそうな 気がする…。
Posted by 
火付けを調べていた岡っ引きの父の失踪を追う、おまき親分を筆頭に個性的な仲間たちが苦しみながらも、真相に迫っていく姿は見物。江戸の闇は想像以上に深かった。闇の向こう側の人間心理がよく描かれていた。ミステリー要素に家族愛と、盛り沢山で最後まで飽きない。
Posted by 