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2015/03/19

二番煎じと呼ぶか間接的な続編と捉えるか

本作の前に人気を博した『人妻オードリーさんの秘密』の基本構成そのままに発展させた作品と言っても良いであろう。あまりに似通っているために二番煎じや二匹目のドジョウと揶揄される面も否定できないが、舞台設定や登場人物などを変えた続編的作品と捉えれば、そしてこの作者が描く官能世界が好みで...

本作の前に人気を博した『人妻オードリーさんの秘密』の基本構成そのままに発展させた作品と言っても良いであろう。あまりに似通っているために二番煎じや二匹目のドジョウと揶揄される面も否定できないが、舞台設定や登場人物などを変えた続編的作品と捉えれば、そしてこの作者が描く官能世界が好みであれば存分に堪能できると思う。個人的には二匹目でも良いドジョウだと思った。 今回もヒロインは人妻ながら美術専門学校の講師でもある【小共野真音(おともの・まいん)】さんと夫との夜の営みから始まる第一話は『オードリーさん』とまるで同じ印象なためにここは少し捻ってほしかったところ。まいんさんもまた夫では満足できない体の持ち主なのだが、その秘密の背徳関係の始まりは第一話のタイトルにもあるように唐突なもの。安直な始まり方にも見えるが、後の第7話で相応に思惑のあることがチラッと判明する。何故だか同作者の過去作品『おたくのメガミさん』とのクロスオーバー(カメオ出演?)も見られて真相や如何に?である。 生徒である【桂朋生】に弱みを握られ、脅される形でズルズル関係を続けてしまう中に芽生える抗えない愉悦と快感。押し引きのある姦計の連続にまいんさんは翻弄されるばかりだが、そんな調教含みの関係は次第に隷属の色合いを増していく。この作者特有のライトさとコミカルさで紛れているが、展開は割と凌辱的であり、隣のクラスの優等生【杉野君】の筆下ろしまで強要され、それがまいんさんの肉欲の火に油を注ぐことに……。 ここから杉野君との心も移ろう不倫に溺れるまいんさんは朋生の姦計から逃げるようでもあり、それでいて朋生との距離を感じて落ち込んだりと心の整理もつかぬまま発情は止まない堕ちっぷりが加味されて淫猥度も増すばかりである。 相変わらずのテンポの良さ……と言えば聞こえは良いが実情は若干の性急さで次巻では学校が輪姦学校になってしまいそうな集団凌辱も示唆しながら朋生の真意が明かされるのか?という、おそらくの完結を楽しみにしたい。 体位を様々に変えながら正常位では感応極まるバンザイで快楽を受け入れてしまう官能描写は興奮度も高く、悩ましく思いながらも疼く体を弄られ、昂ぶっては求めてしまうまいんさんのいやらしさは高水準と言える。

DSK

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