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子 百年文庫73
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2011/04/14 |
JAN | 9784591121610 |
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子
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
壺井栄、方言での母子の会話や仕草の描写が心をとらえる。 二葉亭はエッセイのような読み物だが、オチが笑わせる。59/100
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「大根の葉」 映画を読んでいるような気分がした。 健の思いも、母の思いも、それを見守り支える周囲の人たちの気持ちや考えも、切ないほど感じた。 壺井栄、素晴らしいなぁ。 大根の葉は、辛いね。 でも、滋味深い、ね。 「出産」 読みやすいし、なんて面白いのだろう、と、笑って読んだ。 ...
「大根の葉」 映画を読んでいるような気分がした。 健の思いも、母の思いも、それを見守り支える周囲の人たちの気持ちや考えも、切ないほど感じた。 壺井栄、素晴らしいなぁ。 大根の葉は、辛いね。 でも、滋味深い、ね。 「出産」 読みやすいし、なんて面白いのだろう、と、笑って読んだ。 妻の初めての出産に、慌て驚きソワソワする様子が、微笑ましい。 最後の疑問の部分は、私もずっとそう感じている。 子供を産んで、育ててきた今も、心のどこかにこの疑問を持っている。 子供のために産んだのではない。 私の幸せのために、私のエゴで産んだのだ。 だから、精いっぱい子供を幸せにしてあげたい。 それが、子供に対するお返しであり、礼儀であり、義務である、と、私は思っている。 「子を護る」 田舎での生きづらい生活が感じられた。 「苦しさ」が、じわじわとにじみ出ているような作品だった。 時代背景についてより詳しい知識があれば、また違った感覚で読めるのかもしれない。 子を護りたい、未来を護りたい。 しかし、その方法は手探りで、己の力を確信できない。 そんな心の苦しみや、閉塞感も感じることができた。
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四迷のが読みたくて借りたのだけど他二篇も良かった。特に壺井栄の方は、おかあさんの子どもへのものの教え方に涙が出た。 世界のお父さんに読んで欲しいのが四迷の『出産』。普遍的だけど、普遍的なものを読めるように書くって本当に難しいのに、書けるのがすごい。彼らしくもない(かは定かではない...
四迷のが読みたくて借りたのだけど他二篇も良かった。特に壺井栄の方は、おかあさんの子どもへのものの教え方に涙が出た。 世界のお父さんに読んで欲しいのが四迷の『出産』。普遍的だけど、普遍的なものを読めるように書くって本当に難しいのに、書けるのがすごい。彼らしくもない(かは定かではないけれども)慌てぶりと克明な描写は読み返したらそのときのことを写真みた様に思い出せるんだろう。と思ったところで最後の一文を思い出した。やっぱりすごいこの人。 最近子どもを見ている話が本当に好き。児童文学に限らず、子どもを書いたお話は優しいし易しい。 易しいのに深いのがいいなあ。
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