朝木貴行さんの2年ぶり4冊目の単行本です。 今回もシンプル且つ分かりやすいタイトルです。 何の略かはあえて言いませんが、まぁそのまんまです。 まず驚いたのは表紙の装丁が非常に凝っていること。 所々が箔押しっていうんでしょうか、ちょっと浮いた感じの加工をされています。 乳首にまでされているのはチャレンジャブルですね。 これで他と同じ1000円なのだから表紙だけでお得な感じがします。 さて、内容ですが、短編が数点と5話の連作、 そして最後にデビュー作からの3作が収録されています。 内容はどのページを開いてもエロ満載で、実用度は高いです。 朝木さんらしい、眼鏡ッ娘・ローレグ・エロ擬音・イキ顔のオンパレード。 シチュエーションも陵辱展開やキツいものはなく、 誰でも安心して楽しめると思います。 まぁ今作の半分くらいは妄想少女打瀬さんの妄想ですが(笑) 上記の妄想少女打瀬さんですが、連作の主人公で、 ちょっと（かなり？）頭の弱い感じの可愛い女の子です。 彼女の妄想・暴走が今作の見所ではないでしょうか。 ちょっとスッキリはしませんが、最後のオチは作品の流れを壊さない良いものだと思いました。 文や擬音が多く、絵もかなり描き込まれているので、 シンプルな作品が好きな人には読みにくいかもしれませんが、 エロさ・独創性・画力はトップクラスです。オススメします。 初期作品ですが、近年の作品と比べると線がシンプルでスッキリしている印象です。 ただ、今の朝木さんらしさは無いな、というか個性が弱いなと感じました。 今よりもクセが無い絵なので、昔の絵の方が良いという方もいるかもしれません。 古さや稚拙さはあまり感じない、デビュー作とは思えないレベルだと思いました。

　カバーにはテカテカして少し浮きだした加工が施されており、表裏の女の子のぽっちをくりくりできる仕様になってます。袋なしで置いてある書店なら店頭でも試せますので、お試しをｗ 　４冊めとなる今回も、ローレグ＆ロリの朝木ワールドは一点の迷いもなく突き進んでます。クリの根っこや後穴の半分くらいはみ出すのがこのくらいの少女にはよく似合う（洗脳され済みｗ）。　 　収録されてる作品は、「妄想少女」全５話と最近の読み切り５作品とデビューの頃の３作品。妄想少女はもちろんタイトルどおり主人公の女の子が好きな男の子との妄想エッチにふけるお話なんですが、このネタの見せ場となるリアルとの使い分けがおもしろいし、エロの充実も含めて、かなりいい作品でした。初期の頃の作品はこれだけ見せられて朝木氏の作品だとわかる自信はないほど今と違ってましたが３つめの「だいおーくる」では既にローレグはいてましたから、LOで活動される以前からのこだわりだったようです。ジャンルはさておき、こういうワンポイントだけでも誰かわかってもらえる作家ってそういないので強みですよねー。