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作画技術に関してはまだ伸びそうな期待がある作家で、比較的最近の作品だけを収録したこの本だけを見ても最初の頃とかなり作画に違いがあります。ただ、初期の絵柄でも不思議と魅力があって、気になってる作家のひとりです。 収録されてるのは「キュリアスプリンセス」3話と「深山幽谷お伽噺」5...
作画技術に関してはまだ伸びそうな期待がある作家で、比較的最近の作品だけを収録したこの本だけを見ても最初の頃とかなり作画に違いがあります。ただ、初期の絵柄でも不思議と魅力があって、気になってる作家のひとりです。 収録されてるのは「キュリアスプリンセス」3話と「深山幽谷お伽噺」5話に読み切り1話と描き下ろし3pなど。キュリアスの1話目の作画は作者自身かなりやばいと感じたらしく修正が入ってますw。 ちなみに「深山…」に登場した猫が妙に可愛いくてお気に入り。相変わらず何に反応するかが自分でもよくわからん。人間に変わったモモが猫の仕草するところとかいいなぁ。正確なデッサンができてる作家ではないんだが崩れても可愛いと感じてしまうのは(私がおかしいのかしれんが)深凪氏の絵の力なんだろうか。こういう感想を書くのは初めてなんだが、そう感じる作家はこれまで何人か居て、絵の系統は違うが無道叡智氏なんかもその一人。この辺は極めて個人的な好みなので自分でも説明できないが。ただ深凪氏が大の猫好きらしく、あの可愛らしさは愛があるからじゃないかと思ってみたり。 絵柄が気になる方はとりあえず後ろから立ち読みチェックされることをおすすめします、後ろのほうが最近の絵柄なので。正面顔が多いとか目線がみんな揃いすぎてるとか細かい突っ込み所はあります。ただ話のおもしろさはじっくりと読まないとわからないので興味湧いたらお試しを。エロを楽しむというより、抜き重視の人にはちょっと薦めづらいかも。 最後に、こっそり笑ってしまったのが、主人公だと思ってた小説家のマツバが、湖の主(女神)のミスで暴走させた水にお尻の処女を奪われて、しくしくしているシーン。何やってんだおまえ(笑)
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