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女将、未亡人、姉、保険医、女教師、女社長、秘書、箱入り娘と女性陣のバリエーションは豊富だが、淫魔の親子丼のお話まである。各20pですごい内容の作品はないがこのバリエーションの多さでいろんなシチュエーションのお話が楽しめる構成になっている。逆に今後の方向性やこの作家の個性が少し明確...
女将、未亡人、姉、保険医、女教師、女社長、秘書、箱入り娘と女性陣のバリエーションは豊富だが、淫魔の親子丼のお話まである。各20pですごい内容の作品はないがこのバリエーションの多さでいろんなシチュエーションのお話が楽しめる構成になっている。逆に今後の方向性やこの作家の個性が少し明確さに欠けるため今後雑誌などでの露出が落ちると埋没する危うさも感じる。巻頭作品で女将が「今日はわたくし一人きりですの」と男に語る姿は顔の陰が効いていてなかなかいい雰囲気だが、濡れ場での表情が少々頼りなさげでこの女性像を十分つくり切れてない感じがした。もう少し恥じらいの表情の描き方にこだわってもらえるともっと好みの作品になるので今後に期待したい。初単行本のご祝儀も含めて評価は4。
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