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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2010/04/07

もぅ、素晴らしいとしか言いようがない

とうとう出た新作。この7年強もの空白期間に『COMIC快楽天』では掲載を続けていたようで、本作には2006~2010年の連載作と短編が収録されている。 【表題作】 ・妻ザカリの家(「母の哭く家」プロローグ) ・母の哭く家 ・母の哭く館(全4話) 「プロローグ」が20...

とうとう出た新作。この7年強もの空白期間に『COMIC快楽天』では掲載を続けていたようで、本作には2006~2010年の連載作と短編が収録されている。 【表題作】 ・妻ザカリの家(「母の哭く家」プロローグ) ・母の哭く家 ・母の哭く館(全4話) 「プロローグ」が2006年4月号掲載なのに、「母の哭く家」が2007年8月号、さらに後日談たる「母の哭く館」(ルビは「ハハノナクイエ」)が2009年10月号~2010年2月号という飛び具合が不思議でもあるが、壮絶極まりない背徳絵巻が描かれた、みやび作品の真骨頂である。構成としては、10年後くらいを描いた「館」が本編、「家」がその序章という位置づけ。繰り返される禁忌、かつてとは立場が入れ替わる切なさ、それでも異なる結末……作者の代表作リストに加わる秀作と断言したい。 【短編】 ・妻みぐいの家(2008年5月号) ・浮気妻の家(2008年6月号) 男を連れ込む妖艶な子持ち人妻(妻みぐい)に対して、寝入った夫の横で部下から凌辱される妻(浮気妻)という好対照な設定と展開ながらオチが同じという、ある意味ナイスな2編。 ・まなざし(2009年2月号) 止むに止まれず男を連れ込んでいると思っていた母の痴態を覗きながら、その本性に気付いていく娘の話。娘の勘違いが次の悲劇を導く結末には、表題作の息子と相通ずるものがある。 【物影堂古書店】シリーズ(全11話、2006年11月号~2008年10月号) みやび作品には、例えば恵太と美樹お姉ちゃんシリーズのような、激烈に笑える短編もあるのだが、これは、そんなテイストをシリーズ化した作品と言える。淫猥で退廃的な官能美とコミカルな展開が見事に同居していて実に面白い。しかし、みやび作品でニーハイソックスの少女が見られる日が来るとは思わなかったな。

DSK

2010/05/17

ガッツリ実母NTR(しかも精神的にも)と悲惨な鬱エンドのコンボにだいぶ慄きました。絵もお話も上手いのがまた…

Posted by ブクログ

2010/04/04

 やっぱエロいわぁ。全コマで抜ける。ムダゴマなし。間違いなかった。  完全新作は「肉嫁」以来、実に7年余り。ワニマガジン社からは初単行本になります。単行本の告知が出てからいつまで経っても発売されないことにいろいろ考えたこともありますが、今はとにかく発売されたことを喜びたい。みやび...

 やっぱエロいわぁ。全コマで抜ける。ムダゴマなし。間違いなかった。  完全新作は「肉嫁」以来、実に7年余り。ワニマガジン社からは初単行本になります。単行本の告知が出てからいつまで経っても発売されないことにいろいろ考えたこともありますが、今はとにかく発売されたことを喜びたい。みやびつづる氏はもちろんのこと、編集担当の陰の努力にも感謝しつつ労をねぎらいたい。  収録は本題のシリーズと、物影堂のシリーズなど。

Posted by ブクログ

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