きりりんが2008年に発表した単行本。「実妹」に特化した作品を収録。表紙がかわいいし、このイラストにビビッときたら中身も大丈夫なはず。最初に収録されている「水仙の華の沼の淵」が素晴らしい。TSモノで、きちんとエロいけど、お話としても面白く出来ています。「わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん」のダークな感じもいいし、「私が○だったころ」の救いがない感じもいい。全体的にエロとストーリーが両立できている。

絵柄が優しくて好み。少女漫画的絵柄。 普通では描けない様なお話が収録されていて、びっくりした。 水仙の華の沼の淵：★5 兄妹精神入れ替わり相思相愛。 （感想）おにーちゃんかっこいい。いもうと可愛い。精神入れ替わり後も互いの雰囲気をうまく継承できているのがいい。 ツン・トレ：★4 アフレコでツンデレキャラの演技ができないなおちゃんは、お兄ちゃんとのえっちでツンデレの練習をすることに。 わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん：★4 大学生の兄ちゃん、小学生の妹とその友達志乃。 どうやら志乃はお兄ちゃんの特殊性癖を知っている様で…。 （感想）さいてーな兄ちゃんだな。まずこいつは抹殺するべきだな。 しかしながら、この崩壊的なラストはなかなかナイスだ。 私が■だったころ：★5 ある二人暮らしの夫婦の物語。幼い妻を養う男。支え合う二人。 （感想）■の部分がネタバレ 切ない雰囲気のお話でした。 おひざだっこ：★4 彼女の妹を優しく食べる話。たぶん収録されている話の中では一番エロい。 ハンバーグセット：★4 おひざだっこ後日談。あ。珍しくコンドーム付けた。そこは評価したい。 昭くんとお姉ちゃんのセックスをのぞき見てしまった妹ゆり。 そのとき、不意にお姉ちゃんがある言葉を言った。 （感想）なんだこの詭弁的結末。 「もうすぐでるからねゆりちゃんｖ」 「また……おしりにせーし溜めたまま学校行くのやだぁあぁあっ！！」