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2009/04/08

結末の見せ方が秀逸な三部作+1とボリュームのある他の作品群

凌辱作家と評して良いだろうか。徹頭徹尾凌辱一色の全8編+おまけである。本巻の白眉は何と言っても『闇の輪舞』三部作。前編【~加奈子~】では目出し帽を被った襲撃者というベタな始まりから、なぜ鍵を持っていたのかという疑問が結末で判明する展開。赤子を抱えながら凌辱される痛烈な寝取られであ...

凌辱作家と評して良いだろうか。徹頭徹尾凌辱一色の全8編+おまけである。本巻の白眉は何と言っても『闇の輪舞』三部作。前編【~加奈子~】では目出し帽を被った襲撃者というベタな始まりから、なぜ鍵を持っていたのかという疑問が結末で判明する展開。赤子を抱えながら凌辱される痛烈な寝取られである。だが、続く【~裕未~】からは復讐の逆襲に変わる。まずは襲撃者の娘を調教、さらに【~真理子~】ではその母が襲われる。各編とも頁数が多いため、ドラマをしっかり描きながらじっくり描写される官能シーンも濃密にいやらしい。だが、この後編は、これまで全く登場しなかったOLに襲撃者が刺殺され、復讐が成就しなかったことが説明されて唐突に終わる。突然過ぎる終わり方に訝しんでいると、次の【因の果実】でそのOL(子持ち)の顛末が描かれているのである。こちらも約束を反古にされて幼い娘まで辱められた母の復讐劇である。この構成には新味を感じた。他の掲載作も無理矢理に次ぐ無理矢理なものばかりである。結婚式当日に襲われる【ケーキカット】の結末は目も当てられないものだし【人のゴミ見てんじゃねー】では近所の奥さんから受けたゴミ出し注意の腹いせにその娘を襲う不条理な話である。嫌がる女を強引にねじ伏せ、懇願を無視して中に出すようなハードな凌辱モノを好む諸兄限定の作品と言えよう。個人的には、自慰を覗かれた人妻が凌辱されながらも欲求不満が解消され、仕事人間の夫に愛想を尽かして逆に夜這いするオチの【ハコの中に…】が少々毛色が違っていて良かった。肉欲的で爆乳なヒロインは綺麗に描かれている。

DSK

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