商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
鈴木式電磁気的国土拡張機 自由が丘の青山ブックストアーのコミックコーナーにはちょっと変わったコミックが品揃えしてあります。いくらストーリーが面白くてもコミックの場合には「え」が好みでないと受け付けない竹蔵は、何度もAmazon.comの表紙だけを頼りに道を誤った買い物をしてしまう傾向があります。(五十嵐大介や鶴田譲二は例外中の例外ですが) 従って、青山ブックセンターは貴重なコミックの選定場所です。かといって立ち読みするのは気が小さい竹蔵にはムリなので、ぱらぱらとめくってみて気に入ったら買って帰ることになります。 そんなシチュエーションの中で久々のヒットが「鈴木式電磁気的国土拡張機」の購入でした。 著者のあとがきにもありますが、基本コンセプトは「80年代夏」とのことです。 その基本コンセプトの中で、機械だか生物だかわからないエイリアン的なものがほっつき歩き、空を飛びます。それに加えて欠かせないのが女の子(ほぼはだか)で、緊張感無くぼーっとエイリアン的なものと関わることによってストーリーが進んで行きます。お話としては、前半、中盤、後半で複数話の連作になっています。 「書きたいものを書いたらこうなった」と著者が言うように、独特の雰囲気・世界観を持った話がのほほんと続いて行きます。 ということで、久々のヒットと書きながら、「???」と脱力してしまうお気に入りのマンガでした。 竹蔵
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なんだか物足りないような・・・無闇やたらに少女が裸になるSF短編集。随分前に読んだ前作『プロキシマ1.3』から、18禁要素を抜いただけの内容で、「エロ」という目的が脱落してしまうと何かが足りない印象。初出を見ると、ほとんどが自身の同人誌からということで、実際その程度の(同人誌程度...
なんだか物足りないような・・・無闇やたらに少女が裸になるSF短編集。随分前に読んだ前作『プロキシマ1.3』から、18禁要素を抜いただけの内容で、「エロ」という目的が脱落してしまうと何かが足りない印象。初出を見ると、ほとんどが自身の同人誌からということで、実際その程度の(同人誌程度)レベルなのかなー、と思ってしまった。前作を読んだのは随分(10年近く)前なので、あまり自信はないが、たぶん前作の方がだいぶ面白かった。ただ、短編集にしては全短編のテイストが妙にまとまっていて、完成度という意味ではそれなりに高いのかもしれない。ほとんどがド田舎でおこるSF珍事件に純朴風な少女が巻き込まれる話で、少女たちの衣装は制服かスク水か半裸か全裸。そういうのが好きな人にはいいかもしれないが、新鮮味がないという見方もできる。実際私は途中で飽きてしまった。個人的にはどうせ読むならプロキシマの方を勧めるが、どうやらアマゾンでは取り扱っていないようだ。実は若さゆえの過ちで、プロキシマは私の手元にもない。絶版だったら悲しい。
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なんだかよく分からなかった。でも絵の感じとか雰囲気は好き。 できればキャラの描き分けをもう少ししてもらえたら……。
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