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まず、「強すぎる」作家陣に嘱目。そしてどこかのシュルレアリスム宣言やランボーを想起させるタイトルにグロに対する気概を感じとったので読みました。大まかな「グロ」は揃っています。 アンソロジーですので作家さんによって「グロ」の幅は異なって当たり前です。理不尽不可解なグロがあれば胸(物...
まず、「強すぎる」作家陣に嘱目。そしてどこかのシュルレアリスム宣言やランボーを想起させるタイトルにグロに対する気概を感じとったので読みました。大まかな「グロ」は揃っています。 アンソロジーですので作家さんによって「グロ」の幅は異なって当たり前です。理不尽不可解なグロがあれば胸(物理)が痛むようなグロ、インパクトとしてのグロ、芸術としてのグロなど様々でした。知っている作家さんも多く、「変わんないなぁ」と言うのが感想ですが、飽きることはないです。どれも食指の蠢く「グロ」でした☺️ しょっぱなカラーで血を撒き散らした駕籠真太郎『とどのつまり』は狂気の飛躍がギャグと紙一重なのにいつも通り驚かされて好きです。他にも『家畜人ヤプー』を想起させる世界観にストーリとしてのまとまりも丁寧な服部ミツカ『腐乱する蕾』やグロとノスタルジーが見事に表現されていた早見純『糞袋の群れ』なんかも良かったです。
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グロ漫画入門にはもってこいのアンソロジー。 駕籠真太郎「とどのつまり」…ダルマ女 氏賀Y太「そこの肉片に告ぐ」…四肢切断 服部ミツカ「腐乱する蕾」…人犬(男) 越智多胎子「終末処理場」…四肢切断 白石明日香「ハレンチ戦隊モッコリ」…ダルマ すごいだろ~。みんな買おう!
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