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2009/05/10

閉鎖的な旧家で繰り広げられる壮絶な愛欲の密戯

高柳富蔵(義父):当主。後妻【澄枝】と長男の嫁【みつ子】を餌食にする鬼色魔。 高柳澄枝(義母):富蔵の3番目の後妻。金と権力と謀でめとられ慰み者に。 高柳一郎(長男):みつ子の夫。物語本編の最後に活躍(?)する。娘の【あや】を溺愛。 高柳みつ子:一応のヒロイン。前半で...

高柳富蔵(義父):当主。後妻【澄枝】と長男の嫁【みつ子】を餌食にする鬼色魔。 高柳澄枝(義母):富蔵の3番目の後妻。金と権力と謀でめとられ慰み者に。 高柳一郎(長男):みつ子の夫。物語本編の最後に活躍(?)する。娘の【あや】を溺愛。 高柳みつ子:一応のヒロイン。前半では濡れ場を一手に引き受ける。 高柳光二(次男):みつ子と澄枝+αの最終的なご主人様となる実質的な主人公。 高柳薫(三男):澄枝の連れ子。終盤で驚きの秘密が明かされる。 高柳あや:一郎とみつ子の娘。結末ですんごい役割を与えられた保育園児。 サブタイトルが本作を象徴的に表している。流れとしては、まず「富蔵×みつ子」。みつ子に迫り責め立てる富蔵はまさに淫獣。蔵での緊縛プレイが淫猥さを引き立てる。続いて「光二×みつ子」。富蔵が蔵から出た隙に繋がれたままのみつ子とお尻で交わる。その後はみつ子を開発して屈伏に成功。その後、庭師の若者2人を誘い、2穴を責められる澄枝には壮絶な過去があったことが判明する。その回想を挿んで「光二×澄枝」。これを薫が偶然に見てしまう。そして「光二×澄枝&みつ子」。義母と義姉は揃って光二にメロメロとなり、ここで一応の結末を見るのだが物語は終わらない。薫の告白、富蔵最後の澄枝責めなどを経て何だか横溝正史ばりのクライマックスを迎える。まだ終わらない。最後に4P。4人目が誰かはナイショ。まさかのハーレムエンドという安寧の影で、諸悪の根源を絶った次期当主たる一郎が最後の最後に見せた性癖にゾッとする結末である。これでもかというほどのいやらし過ぎる濡れ場と平行して、特に後半で描かれる澄枝や光二の過去や薫の正体(?)が物語を奥深いものにしており、そのドラマ性は他の追随を許さぬハイレベルで見事というほかない。

DSK

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