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2009/11/19

鮫島 vs ビワ - 鷹月助教授の奪い合いにケリがつく前半の節目

【鮫島】 行方をくらましていたが助教授の前に再び現れる 正直なところ、本巻は濡れ場的に特筆すべき点はあまりない。鮫島に翻弄される鷹月助教授という構図に変わりはなく、せいぜいお尻を開発されるくらいのものだが、自らの本性がさらに曝け出され、内心では鮫島にかなり支配されている状...

【鮫島】 行方をくらましていたが助教授の前に再び現れる 正直なところ、本巻は濡れ場的に特筆すべき点はあまりない。鮫島に翻弄される鷹月助教授という構図に変わりはなく、せいぜいお尻を開発されるくらいのものだが、自らの本性がさらに曝け出され、内心では鮫島にかなり支配されている状況にはなっている。こうした助教授の情交シーンの不足を補うようにビワとタレントの卵達との複数での交わりが描かれている。 このように本来求められる要素については谷間の様相を呈している本巻だが物語は1つの節目を迎える。鷹月助教授の所有権を鮫島から奪うべく奔走していたビワの尻尾が掴まれてしまい、外堀を埋められるように囲い込まれて最後は失脚という形で物語から退場してしまうのである。ここで面白いのは、社会的には全てを失ったビワだが人間的にはむしろ再生といか再出発という前向きな結末になっていることである。もともとバッドエンディングが皆無な艶々作品らしいまとめ方だと思う。 素人の勝手な推測だが、もしかしたら本シリーズはここで終えてもいいように構成されていたのではなかろうか。このまま本当に終わってしまったら鷹月助教授のお相手メインがビワということになりかねないのだが、出版社側からの連載延長依頼を受けて途中から脚本を変更したように感じるところがある。読み手にとっては嬉しい流れだった訳だが、これにより本巻では鷹月助教授を取り巻く面々にスポットをあてつつ、社会的にスキャンダルな要素を扱いながらストーリーに深みを持たせる方向にシフトしたように思われる。 余談だが帰宅したビワが久し振りに妻と風呂場で戯れるシーンがあり、本編には全く関係ないのだが熟女好きには割と良いシーンだったりする。

DSK

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