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2009/11/18

理不尽な要求に抗えず最も毛嫌いする男と関係する永久保存版

【鮫島】 冒頭で半ば墜とすほどの愉悦を与えて助教授の本性を露呈させる 【ビワ】 鮫島の斡旋で助教授を一晩中貪ることに 【行きずりの人々】 自墜落に陥った助教授と夜伽を結ぶ幸運を享受したおっさん達 今回は「おいおい、そんなラッキーなことがあるのかよー」と、つい思って...

【鮫島】 冒頭で半ば墜とすほどの愉悦を与えて助教授の本性を露呈させる 【ビワ】 鮫島の斡旋で助教授を一晩中貪ることに 【行きずりの人々】 自墜落に陥った助教授と夜伽を結ぶ幸運を享受したおっさん達 今回は「おいおい、そんなラッキーなことがあるのかよー」と、つい思ってしまう場面、つまり鷹月助教授が鮫島以外の男と関係を結ぶ混沌の始まりが描かれる。ま、実際にこんな人が目の前に現れて誘惑してきても、自分ならきっと尻込みしてしまうチキンに成り下がることは脇に置くとして、物語はより妖艶で耽美、そして混迷を深める展開になっていく。 事の発端は鮫島である。これがまた激しい情交で助教授を貶め、生徒との背徳も加わってめくるめく愉悦と快楽を助教授に与えておきながら、この状況、つまり生徒と密戯を重ねる大学助教授という弱みをネタに別の男との一夜を強要する。これにショックを受けつつも最後は渋々承諾、赴いた先に居たのが最も毛嫌いするTVプロデューサーのビワという流れである。この後、本シリーズ前半にして濡れ場の白眉がやってくる。助教授を弄ぶ好機を得たビワが一晩中責め続けるシーンがずっと続く。第13話から第16話まで、間に別の場面を挿みながら延々と続く。そして心は折れないまでも肉欲には屈した助教授は情交の後半では自ら貪欲に求めてしまう。ああ、いやらしい。ここには官能小説の巨匠綺羅光作品からの影響を感じさせるものがあり、好きな人にとっては堪らない流れだと思う。ただ、ここでもっと凄いのは、あれだけ責められ続けながら満足を得られなかった助教授であり、逆に自慰ですぐ達してしまう存在になった鮫島である。この鮫島の“代わり”を求めて夜な夜な男漁りを繰り返す助教授と、2度目の逢瀬を拒否されたビワが助教授の夜鷹振りを掴んで追い詰める先に新たな展開が!となる。鷹月助教授の壊れていく様が妖艶な第2巻である。

DSK

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