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ダークながらよく練られたストーリーと理不尽に辱められる可愛いヒロイン達
作者の初期作品。今のペンネームでのデビュー作と言えよう(以前は「猪上春樹」)。本作にも「猪上春樹」および「猪上春樹改め春樹」名義の作品が収録されている。悪い男(時に複数)から凌辱を受けるダークな作風がメインで、若いヒロインが辱められる展開を主軸に置いているが、妖艶な誘惑から主人公...
作者の初期作品。今のペンネームでのデビュー作と言えよう(以前は「猪上春樹」)。本作にも「猪上春樹」および「猪上春樹改め春樹」名義の作品が収録されている。悪い男(時に複数)から凌辱を受けるダークな作風がメインで、若いヒロインが辱められる展開を主軸に置いているが、妖艶な誘惑から主人公の方がまるで食虫植物に絡め取られた昆虫のごとく堕ちていくような話もある。短編ながらストーリーや設定に一捻りしたものが多くて「へぇ、よく考えたなぁ」と思わせるものの、きちんとオチのついた話と、なんとなく曖昧なまま消化不良な話とがあったりする。フタナリも出てくるが、よくある「見た目女性だがムスコ付き」ではなく「見た目美男子なのに胸とアソコ付き」という逆転が新味である。 今から見ても美麗で可愛らしく描かれているヒロインには少々驚き。特にパンと張りつめた胸の描写が素晴らしい。不甲斐無い夫を叱責する妻が凌辱魔に襲われる作品では、ツンデレを先駆けているかのような妻の変貌が見られ、がっつり寝取られる割にオチが可愛かったりする。
DSK