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論理哲学論 中公クラシックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2001/07/10 |
JAN | 9784121600103 |
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論理哲学論
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商品レビュー
4.8
6件のお客様レビュー
20世紀哲学に大きな…
20世紀哲学に大きな影響を与えたウィトゲンシュタインが、唯一生前に刊行した<前期>思想を代表する哲学書です。現実世界の分析⇒世界の表象を言語に換言⇒世界の<可能性>を思考の限界まで探求、といった手順で思考していきます。その帰結として有名な「語れるものは明晰に語ることができ、語れな...
20世紀哲学に大きな影響を与えたウィトゲンシュタインが、唯一生前に刊行した<前期>思想を代表する哲学書です。現実世界の分析⇒世界の表象を言語に換言⇒世界の<可能性>を思考の限界まで探求、といった手順で思考していきます。その帰結として有名な「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない」という結論が導出されます。換言すると、本書は<思考の限界・言語の限界>を画定することによって、伝統的な哲学問題(全てのものは言葉で語るうるという前提)を解消しようと意図したものであると言えると思い
文庫OFF
20世紀哲学の方向を…
20世紀哲学の方向を決定づけた著者が、唯一生前に刊行した、前期思想を代表する哲学書です。現実世界を分析し、ついで世界の像たる言語を支えにして、世界の可能性を思考の限界まで探っていきます。その帰結として有名な「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない...
20世紀哲学の方向を決定づけた著者が、唯一生前に刊行した、前期思想を代表する哲学書です。現実世界を分析し、ついで世界の像たる言語を支えにして、世界の可能性を思考の限界まで探っていきます。その帰結として有名な「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない」という結論が導出されます。換言すれば、本書は思考の限界・言語の限界を画定することによって、伝統的な哲学問題を最終的に解消せしめるという、壮大な野望に満ちたプロジェクトでもあったといえるでしょう。個人的には、筑摩文庫から同書が出て
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死ぬまでには読んでおきたいっていうより、読んでおかなければいけないと思ってた本。 ざっくり言えば、世界を表すのに論理学(論理学的記述)が必要で、そうして示した外側に「語られえないもの」があるってことですかね。超越的っていうか、いわゆる「神様」ではないんだけど、なんだほら、今まで哲学で問題にしてきたような、主観客観の話だとか、神の存在論だとか、生死に関するものだとか、倫理的なものだとか。 内側を語ることで、その境界を示して、そういう仕方でしか「外側」を知ることができない。その「内側の語り方」について延々と説明している感じですか? とりあえずウィトゲンシュタイン先生、6節の図は分かりづれぇわ。 この系統で一文だけ抜粋してもあんまり意味はないんだけど好きだなと思ったとこ。 6・1251 それゆえに、論理学には、驚きはありえない。
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