商品レビュー
3.7
57件のお客様レビュー
不可思議な空気
不可思議な空気をたたえた物語を集めた短編集。「あちら側」と「こちら側」とでも言おうか。現実と非現実の境目は常にあいまいであり、我々次第でいつでも境界は崩れるのだと……そんなことを思う。
abtm
恥ずかしながら、初めての村上春樹作品。 個人的にサスペンスやミステリなど物語の展開が大きい作品を好んで読むことが多いが、村上作品にはそういうイメージがなかったため、なんとなく避けてきた。まずは短編集からという感じ。 一番の印象は、語り口が滑らかで読みやすい。 現代的な軽い口調と...
恥ずかしながら、初めての村上春樹作品。 個人的にサスペンスやミステリなど物語の展開が大きい作品を好んで読むことが多いが、村上作品にはそういうイメージがなかったため、なんとなく避けてきた。まずは短編集からという感じ。 一番の印象は、語り口が滑らかで読みやすい。 現代的な軽い口調というわけではなくそれなりに格調高い印象は受けるのだが、すらすらと読める。 話としては、物語が大きく動くようなことはないが、登場人物の感情の動きや描写が自然なので違和感なくすっと受け入れられる。小説というよりはある種エッセイ的な印象を受けた。 機会があれば長編も読みたいと思う。
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短編小説集の「トニー滝谷」だけ読んだ。映画を見る前に原作を読みたかったから。 落ち着いた文章で淡々と語られる物語が心地よかった。知識を自分に入れるためじゃなくて、ただぼんやりと座って人の流れを見るような感覚が好きだった。けど村上春樹の本全般は、何となく苦手。
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